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唐沢寿明、アクション俳優続行に強い意欲「ブルース・リー目指す」

2014年9月6日 14:06

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軽妙なトークで舞台挨拶を盛り上げた 唐沢寿明、福士蒼汰、寺島進ら
軽妙なトークで舞台挨拶を盛り上げた 唐沢寿明、福士蒼汰、寺島進ら

[映画.com ニュース] 俳優・唐沢寿明の5年ぶりとなる映画主演作「イン・ザ・ヒーロー」が9月6日、全国200スクリーンで公開された。唐沢は「日本一頭の小さい俳優コアタマ寿明です」と“舌好調”でおどけてみせたが、「アクション監督の柴原孝典さんは僕が東映(アクションクラブ)にいた当時、すごい人だったんです。当時の大先輩たちもみんな現場に来てくれて、それがすごく嬉しかった」と感謝の念をにじませた。

唐沢はこの日、東京・銀座の丸の内TOEIで行われた舞台挨拶に、共演の福士蒼汰黒谷友香寺島進日向丈杉咲花和久井映見武正晴監督とともに出席。所属事務所の後輩・福士に対しては「ニヤケ笑いを浮かべていますが、日本を席巻していますから、これからも宜しくお願いしますね」と気遣う優しさをのぞかせた。

一方、福士が「唐沢さんは撮影中、プロモーション中といじってくれたりして…」と話し始めると、唐沢が福士のひざ元をサワサワ。これには苦笑いで、「そういうんじゃなくて、本当にリラックスさせてもらいました」と頭を下げた。スーツアクター経験のある寺島は、「ブラジャーをして、さらに胸パッドを入れましたが、昔より進化している触り心地がすごく良かった」とリップサービスし、場内の笑いをさらった。

唐沢はデビュー当初、「仮面ライダー」シリーズや「スーパー戦隊」シリーズなど特撮番組にスーツアクターとして出演していただけに、今作は自らの原点を振り返る作品といえる。ヒーロー像を問われると、「俺はブルース・リー。だってヒーローだもん」と即答。さらに、「なれないものを目指し続けなきゃ。これからもブルース・リーを目指していきますよ。まだお見せしていないアクションもありますから」とさらなる意欲を明かし、客席から喝さいを浴びていた。

同作は、顔出しのアクションスターを目指しながら、25年間辛酸をなめてきたベテランのスーツアクター本城渉(唐沢寿明)と新人の一ノ瀬リョウ(福士蒼汰)を中心に、日本のアクション界を支えるスーツアクターたちの夢と葛藤を描いたエンタテインメント作品。

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