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デビッド・フィンチャー監督「ゴーン・ガール」12月公開! 予告編も到着

2014年9月2日 18:00

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ベン・アフレック&ロザムンド・パイクが共演
ベン・アフレック&ロザムンド・パイクが共演
(C)2014 Twentieth Century Fox

[映画.com ニュース] 鬼才デビッド・フィンチャー監督の新作映画「ゴーン・ガール(原題:GONE GIRL)」が、12月12日から全国で公開されることが決定した。これにあわせ、作品の世界観と楽曲が見事にマッチした、フィンチャー監督作らしい予告編が公開された。

セブン」「ドラゴン・タトゥーの女」のフィンチャー監督が、現代の夫婦が抱える秘密を暴くサイコロジカル・スリラー。原作は、女性作家ギリアン・フリン氏の同名小説で、米国では600万部以上を売り上げ、ニューヨークタイムズ紙ベストセラーランキング第1位を記録した話題作だ。監督作「アルゴ」がアカデミー賞作品賞に輝き、「バットマン v スーパーマン ドーン・オブ・ジャスティス(原題)」ではバットマン役に起用されるなど、引っ張りだこベン・アフレックが夫ニック、「007 ダイ・アナザー・デイ」「アウトロー」のロザムンド・パイクが妻エイミーを演じる。

完璧な夫婦のはずだったニック(アフレック)とエイミー(パイク)。結婚5周年を迎えたばかりのニックは、妻が失踪したと通報した。警察と過熱するメディア報道に追いつめられ、ニックが語る幸福な結婚生活の思い出話にほころびが生じていく。嘘やごまかしを重ね、不可解な行動をとるニックに、やがて人々は「エイミーを殺したのは夫なのか?」と暗い疑問を抱き始める。

抑えられた色調が印象的な予告編では、エルビス・コステロが歌う「SHE」に乗せ、エイミーの失踪からニックに殺人の疑いがかけられるまでが切々と描き出されている。エイミーが水中に沈みゆくなか、ニックが「私は妻を殺してない。殺人犯じゃない」と訴えるエンディングに、興味をかきたてられる映像となっている。

本作は、9月26日から開催される第52回ニューヨーク映画祭のオープニングを飾ることも決定。2010年に同映画祭のオープニング作品に選ばれたフィンチャー監督の「ソーシャル・ネットワーク」は、アカデミー賞8部門にノミネートされ、脚色賞、作曲賞、編集賞を受賞したことから、本作も本年度の賞レースを盛り上げる作品のひとつとして期待が高まっている。

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