波瑠&小柳友ら「がじまる食堂の恋」が生まれた沖縄・名護に感謝
2014年8月26日 20:30

[映画.com ニュース] 沖縄・名護市の小さな食堂を舞台にしたラブストーリー「がじまる食堂の恋」の完成披露試写会が8月26日、都内で行われ、主演の波瑠、小柳友、竹富聖花、桜田通、ダンディ坂野、大谷健太郎監督が舞台挨拶に立った。
町の一角にある「がじまる食堂」を切り盛りするみずほ(波瑠)、食堂に転がり込んできた旅行者の隼人(小柳)、7年ぶりに現れたみずほの元カレ・翔太(桜田)、東京から来た謎の美少女・莉子(竹富)の男女4人が織りなす恋模様を描く。
波瑠は、「名護の気持ち良い空気に包まれ、地元の皆さんに協力していただいて伸び伸びと撮影できた。見たら絶対に名護に行きたくなる」とすっかり名護びいき。減量のため毎朝走っていたという小柳も、「名護にはオリオンビールの工場があって、樽直送なので本当においしい! 誘惑に負けて飲んじゃった(笑)」と照れ笑い。すると桜田も、「アグー豚のしゃぶしゃぶ、テビチ、ラフテー。とにかく食事がおいしかったのですごく楽しかった」と沖縄ロケを満喫した様子だ。
大谷監督も、「すっかり沖縄に心を奪われた。今でも心の一部は沖縄にある感じ」と語り、「昔『avec mon mari』という男女の恋愛会話劇を撮った。15年ぶりに、こうして自分の原点である恋愛会話劇を撮れたことがうれしい」と感慨深げに語った。
食堂にたむろする常連中年男3人組のひとりを演じたダンディは、「『がじまる食堂の恋』大ヒット、ゲッツ!」といつものギャグで応援したが、客席のリアクションは微妙。本作を機に禁煙したという小柳は、「東京でダラダラ生きていたけれど、名護のおかげですごく変われた。今ある自分をくれたのは名護。僕ができる恩返しは、この映画をヒットさせて色々な方に見ていただくこと」とアピールした。
「がじまる食堂の恋」は9月13日沖縄先行公開。9月20日よりシネマート新宿ほか全国順次公開。
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