安田顕、オカマダンサーに！「小川町セレナーデ」予告編にド派手衣装で登場

あるスナックを舞台に、ちょっと不思議な家族と店に集まる人たちの人間模様を描くドラマ。“スナック小夜子”を経営するシングルマザーの真奈美役には自身も2児の母親である須藤理彩、父親を知らずに成長した今どきの少女・小夜子には、人気少女漫画を実写映画化した「アオハライド」の公開が控える期待の若手女優・藤本泉。そして演劇ユニット「TEAM NACS」のメンバーでもあり、映画、テレビドラマ、舞台で個性を発揮する安田がオカマダンサーのエンジェルに扮した。

「スナック小夜子」を営む真奈美は、親友のオカマダンサー・エンジェルとの間に生まれた娘・小夜子を女手ひとつで育ててきた。高校を卒業した小夜子は上京してひとり暮らしをはじめるが、いくつかの失恋を経験して実家に戻ってくる。スナックが経営難で閉店寸前に追いこまれていることを知った小夜子は、偽オカマバーとして店を立てなおすことを決意し、エンジェルが実の父親であると知らないまま、母の旧友である彼に助っ人を頼む。

予告編では、最初は水商売だと母親の仕事を嫌がっていた小夜子が、“偽オカマダンサー”になりきり、スナックを繁盛させようと奮闘する姿がほのぼのと描き出され、アイドルグループ「私立恵比寿中学」による主題歌「幸せの貼り紙はいつも背中に」が明るく華やかな雰囲気を盛りたてた。

映画「蟹工船」や「荒川アンダーザブリッジ THE MOVIE」でチーフ助監督を務めてきた新鋭・原桂之介が劇映画の監督に初挑戦し、自ら脚本も書き上げた。須藤、安田、藤本が織り成す家族の物語に、大杉漣や金山一彦、いか八朗ら演技派俳優が彩りを添える。

「小川町セレナーデ」は、10月4日から東京・角川シネマ新宿、神奈川・川崎チネチッタほか全国で順次公開。