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【全米映画ランキング】「猿の惑星:新世紀」がV2。キャメロン・ディアスの新作は4位

2014年7月23日 13:20

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V2を達成した「猿の惑星:新世紀(ライジング)」
V2を達成した「猿の惑星:新世紀(ライジング)」
(C)2014 Twentieth Century Fox

[映画.com ニュース] 先週末の全米ボックスオフィスは、3本の新作が上位にランクインしたが、首位には「猿の惑星:新世紀(ライジング)」が居座り、V2を果たした。

同作の先週末の興収は約3600万ドル。10日間の累計興収は約1億3900万ドルとなり、グロス(最終興収)は前作の約1億7600万ドルを大きく上回る2億2000万ドル以上が見込まれている。

初登場2位となったのは、昨年スマッシュヒットを記録した近未来スリラー「The Purge」の続編「The Purge: Anarchy」。失業率と犯罪発生率を低い水準に維持するため、年に1日だけ、すべての犯罪が合法化される近未来のアメリカを舞台に繰り広げられるサバイバル劇。前作では郊外の一軒家での犯罪グループ対一般市民の攻防戦が描かれたが、この第2作ではロサンゼルスを舞台にした群像劇となっている。レビューは賛否が半々。前作のオープニング興収約3400万ドルには及ばなかったが、今回も約2900万ドルというまずまずの成績を残した。製作陣は前作に引き続きマイケル・ベイ(製作)&ジェイソン・ブラム(製作)、ジェームズ・デモナコ(監督)。主演はテレビシリーズ「プリズン・ブレイク」や「THE GREY 凍える太陽」「ゼロ・ダーク・サーティ」等で知られるフランク・グリロ

約1700万ドルのオープニング興収で初登場3位となったのはディズニーのファミリー向けアニメ「プレーンズ2 ファイアー&レスキュー」。レスキュー隊に入隊した元レーサーのダスティの冒険と成長を描いたストーリー。昨年夏に公開された前作のオープニング興収約2200万ドルには及ばなかった。

そして約1400万ドルのオープニング興収で4位デビューとなってしまったのが、キャメロン・ディアス主演の「Sex Tape」。倦怠期のカップルが刺激を求めて、自分たちのセックスをビデオカメラで撮影するが、その映像がクラウド経由でアップロードされてしまい大騒動になるというR指定ドタバタコメディ。ディアスとは「バッド・ティーチャー」(2012)でも組んだジェイク・カスダン監督による新作だったが、批評家からは厳しいレビューが多く寄せられ、興収も寂しいものとなってしまった。共演はジェイソン・シーゲルエリー・ケンパーロブ・ロウ

今週末はリュック・ベッソン監督、スカーレット・ヨハンソン主演のアクション「LUCY ルーシー」に、ドウェイン・ジョンソン主演のアクションアドベンチャー「ヘラクレス」(ブレット・ラトナー監督)が公開となる。

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