「ワイルド・スピード7」撮了、スタッフが「支えてくれたファンのおかげ」と喜び伝える
2014年7月15日 11:37
[映画.com ニュース] 「ワイルド・スピード」シリーズ最新第7弾が7月10日に無事にクランクアップし、同作のチームが、いったんは中断した撮影が完了した喜びをファンに伝え、製作途中で失った主演俳優、故ポール・ウォーカーさんを追悼するメッセージを公開した。
メッセージは、支えてくれたファンに対する感謝の言葉から始まる。昨年11月にウォーカーさんが交通事故で急逝した直後には、製作を続行できるか、続行するべきか否かで悩んだ時期もあったが、大勢のファンからの激励メッセージで前に進むことができたと明かした。
「ワイルド・スピード」シリーズは、2001年に公開された第1作から15年近くが経過する長寿シリーズ。「その間に、ワイルド・スピード・ファミリーの一員も増えました。ビン・ディーゼルはつねにそのファミリーのリーダーであり、シリーズにとって何がいいのかを直感とハートで理解します。昨年、製作が中断したときもビンがみなを呼び集め、今日まで導いてくれました」
ジェームズ・ワン監督がメガホンをとった「ワイルド・スピード7(仮題)」は、ディーゼル、ミシェル・ロドリゲス、ジョーダナ・ブリュースター、そしてウォーカーさん(&未撮影の部分の代役を務めたふたりの弟、ケイレブ・ウォーカーとコディ・ウォーカー)ら第1作からのファミリーに加え、3度目となるドウェイン・ジョンソン、さらにジェイソン・ステイサム、カート・ラッセル、ジャイモン・フンスー、トニー・ジャーら新規参加組が出演している。
メッセージは、次のように締めくくられている。「我々のファミリーは大きく強く成長しましたが、ポールなしでは二度と完全体となることはありません。私たちはみな、最初からいた者も、『ワイルド・スピード7』で初めて参加した者も、彼と皆さんにとって特別な映画を作りたいと思いました。その思いは叶ったと確信しています。ずっとそこにいてくれてありがとう。あなたがたもファミリーの一員です。皆さんがいなければ、この日を迎えることはなかったでしょう。さあ、4月3日へのカウントダウンの始まりです」
「ワイルド・スピード7(仮題)」は、2015年4月3日の全米公開が決定している。