小松菜奈ら、賛否両論「渇き。」の10代キャストが浴衣で勢ぞろい
2014年7月15日 20:37
[映画.com ニュース] 中島哲也監督が4年ぶりにメガホンをとり、賛否両論を巻き起こしている「渇き。」の公開記念舞台挨拶が7月15日、東京・TOHOシネマズ日本橋で行われ、出演する小松菜奈(18歳)、清水尋也(15歳)、森川葵(19歳)、高杉真宙(18歳)という10代キャストが涼しげな浴衣姿で登壇。さらに、二階堂ふみ(19歳)が“電話”で挨拶に参加し、会場を沸かせた。
加奈子役の小松は、これまで中島監督や主演の役所広司らベテラン勢とのプロモーションを行っており、「今日は同世代だけの挨拶なので、新鮮ですね」とニッコリ。共演した清水について「すごくしゃべるので、たまにうるさいなって思いましたけど(笑)、おかげで楽しい現場でした」と明かした。また、森川とはプライベートでも仲がいいそうで「はずかしいけど、すごく魅力的だった」(小松)、「小松菜奈はやっぱりすごい」(森川)と共演を振り返った。
加奈子に片思いするいじめられっこ“ボク”役の清水は、「僕も含めて、15歳になったばかりの友だちが作品を見てくれた。(刺激が強く)大丈夫かなと思ったが、でもありがたいですね。血も多いですが、人間の残酷さを深くリアルに描いた作品」とR15指定を受ける本作をアピール。高杉は、加奈子を悪の道に導く存在を演じ「ふだんの自分は全然違いますよ(笑)。知り合いからも『真宙、どこに出ていたの?』と聞かれたほど」と話していた。
深町秋生氏のデビュー作「果てしなき渇き」を原作に、突如失踪した娘・加奈子(小松)の足取りを追う父親で元刑事の藤島(役所)が、自分だけが知らない娘の“素顔”に、秘めたる狂気と愛憎をエスカレートさせる姿を描いた。
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