ミュージカル「キャッツ」が映画化? アンドリュー・ロイド=ウェバーが示唆
2014年7月12日 10:30

[映画.com ニュース] 日本では劇団四季の公演で知られる名作ミュージカル「キャッツ」が映画化される可能性があると、作曲家兼プロデューサーのアンドリュー・ロイド=ウェバーが示唆した。
12月に英ロンドンのウェストエンドで演出を一新したリバイバル公演が行われることになり、その取材の場でロイド=ウェバーは、「『キャッツ』を映画化するという大きな話があるので、どのようにすればこの物語が映画として成立するか考えています」と語った。実現に向けた話し合いが行われている最中のようで、詳細は明らかになっていない。
「キャッツ」は、「エビータ」や「ジーザス・クライスト・スーパースター」といった大ヒットミュージカルを生み出したロイド=ウェバーが、ノーベル賞作家T.S.エリオット氏の詩をもとに、個性的な猫たちが都会のごみ捨て場で年に1度だけ開く特別な舞踏会を描いた作品。1981年にロンドンでの初演に始まり、翌年には米ブロードウェイに渡って18年にわたる驚異的なロングラン記録を樹立。日本でも、83年から劇団四季が上演しており、30年で8600回を超える大ヒット作となっている。
90年代には、スティーブン・スピルバーグが設立したアンブリメーションスタジオでアニメ映画化する動きがあったが、97年のスタジオ閉鎖に伴い企画も消滅した。
最近は大ヒットミュージカルを題材にした映画が続々と製作されており、クリント・イーストウッド監督の新作「ジャージー・ボーイズ」が9月27日に公開されるほか、全米では「アニー(原題)」や「イントゥ・ザ・ウッズ(原題)」が12月に公開される。
PR
©2025 Disney and its related entities
関連ニュース
映画.com注目特集をチェック
星と月は天の穴
【今年最後に観るべき邦画】なじみの娼婦、偶然出会った女子大生との情事。乾いた日常に強烈な一滴を。
提供:ハピネットファントム・スタジオ
「アバターF&A」「ズートピア2」などが“500円”で観られる!
【正直、使わないと大損】絶対に読んでから映画館へ!
提供:KDDI
楓
【今年最大級に切なく、涙が流れた】双子の弟が亡くなった。僕は、弟の恋人のために“弟のフリ”をした
提供:アスミック・エース
ズートピア2
【最速レビュー】「最高の続編」「2025年頑張ったご褒美みたいな映画」「メロすぎる」「全員みて」
提供:ディズニー
SNSで大炎上中
【非難殺到】「絶対に許すな」「町ごと滅べ」 些細な口論が…まさか 異常事態を総力取材
提供:ハピネットファントム・スタジオ