大怪獣が本当に現る?実写「パトレイバー」第4章の予告編とポスター解禁
2014年7月11日 12:20

[映画.com ニュース] 1980年代に生まれ、アニメやコミックで人気を博した「機動警察パトレイバー」を、アニメ版も手がけた押井守を総監督に迎えて実写化した「THE NEXT GENERATION パトレイバー」。そのドラマ版エピソード6とエピソード7を上映する「THE NEXT GENERATION パトレイバー 第4章」の予告編とポスタービジュアルが完成した。
汎用人型機械「レイバー」を用いた犯罪に対処するため、警察が設立した対レイバー犯罪部隊・警視庁警備部特車二課の3代目隊員たちが送る日々を、シリーズ初の実写で、全12話のドラマと1本の長編劇場用映画(2015年GW公開予定)を通して描くプロジェクト。第4章は、第3章で上映のエピソード5「大怪獣現る 前編」に続いて熱海で巻き起った怪獣騒動を描くエピソード6「大怪獣現る 後編」と、特車二課が仕かけられた時限爆弾に揺れるエピソード7「タイムドカン」の2話で構成されている。
「大怪獣現る」は、昭和の怪獣映画に対するオマージュやパロディがふんだんに盛り込まれたエピソードで、予告編映像にも「モスラ」のテーマソングをほうふつとさせる楽曲にのせて、「大巨獣ガッパ」に似た姿の怪獣が暴れまわる様子が映されている。この怪獣に対して、「大怪獣現る」のメガホンをとった押井監督は、「どうせみんな(怪獣は)出ないと思ってたでしょ? だから出るッて言ったでしょ。今どき特撮であることが素晴らしい」と満足げだ。また、同エピソードで怪しげな映画プロデューサーに扮した、スタジオジブリの鈴木敏夫プロデューサーも登場している。
ポスタービジュアルは、エピソード7「タイムドカン」をフィーチャー。主役レイバーのイングラムの後ろに大きな爆弾のシルエットが描かれ、その中にはいつ起こるかわからない爆発に対する緊張感をはらんだ、登場人物たちのシリアスな表情が並べられている。右下にはエピソード6「大怪獣現る 後編」のビジュアルもはめ込まれており、こちらはロボットと怪獣が壮絶なバトルを繰り広げる「パシフィック・リム」を彷彿とさせるデザインになっている。
「THE NEXT GENERATION パトレイバー 第4章」は8月30日から劇場上映。エピソード4「野良犬たちの午後」とエピソード5「大怪獣現る 前編」の2話で構成された「THE NEXT GENERATION パトレイバー 第3章」も、7月12日から上映される。
(C)2014 HEADGEAR/「THE NEXT GENERATION PATLABOR」製作委員会
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