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ジブリ立体建造物展開幕「千と千尋の神隠し」の「油屋」を高さ3メートルで完全再現

2014年7月10日 22:00

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高さ3メートルで完全復元した「千と千尋の 神隠し」の主要舞台となった湯屋「油屋」
高さ3メートルで完全復元した「千と千尋の 神隠し」の主要舞台となった湯屋「油屋」

[映画.com ニュース] スタジオジブリのアニメに登場する建造物などを立体的に再現する「ジブリの立体建造物展」が7月10日、東京・小金井の江戸東京たてもの園で開幕。建築史家・建築家の藤森照信氏の解説による特別鑑賞会が開かれた。

第1作「風の谷のナウシカ」から7月19日公開の最新作「思い出のマーニー」まで、ジブリアニメの美術ボードや背景画などを展示。「千と千尋の神隠し」の主要舞台となった湯屋「油屋」を高さ3メートルで完全復元し、宮崎駿監督や高畑勲監督が手掛けた名作アニメ「アルプスの少女ハイジ」の世界観もジオラマで再現している。コンセプトデザインは「思い出のマーニー」の美術監督・種田陽平氏が務めた。

藤森氏は、「絵がよくできているので立体にしたらどうなるか、なかなか大変な作業だろうなという心配はあった」と述懐。だが、実際の展示には感心した様子で「やっぱり油屋の実物というか、大きな模型にするとだいぶ違う。(入り口前の)橋の下がこんなに深いのかと思い、その迫力や側面や裏から見た時の迫力がすごい」と感想を語った。

宮崎監督が描く絵についても、「背景に使われている絵の正確さにもビックリする。土台となる設置部分や軒の裏などがえらく正確で、重力があるものを支えるには何が必要か感覚を持っているんだろうね」と感心した様子。ディテールに関しても、「細部同士の関係は変だけれど、個々は合っている。いろんなものを集め、不思議なものを作っているなという感じ」とその感性を称えていた。

「ジブリの立体建造物展」は、12月14日まで同所で開催。また、「思い出のマーニー×種田陽平展」が7月27日~9月15日に東京・墨田区の江戸東京博物館で開催される。

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