インド映画「バルフィ！」予告で描くろうあの青年と2人の女性の恋愛模様

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［映画.com ニュース］　歌と踊りを封印し、ろうあの心優しき青年と2人の女性が織り成す恋愛模様を描いたインド映画「バルフィ！人生に唄えば」の予告編が完成した。身分も境遇も異なった2人の女性が、言葉はなくとも、愛に満ちた心で包み込んでくれる主人公バルフィに心ひかれていく。

第84回アカデミー賞外国語賞でインド代表に選ばれたアヌラーグ・バス監督の感動作。「雨に唄えば」「きみに読む物語」「アメリ」「黒猫・白猫」「菊次郎の夏」など、名作映画へのオマージュが詰まっている。

生まれつき耳が聞こえず会話もできないけれど、眼差（まなざ）しとジェスチャーだけで相手に豊かな感情を伝えてしまう青年バルフィ。資産家の夫との冷めた関係に悩む美女シュルティ、家族の愛を知らずに育った自閉症のジルミルは、バルフィと出会い恋に落ちる。

予告編では、苦境をものともせず人々を笑顔に変えるバルフィの純粋さが、2人の女性をひきつけ、淡く切ない恋へと発展していく様子を映し出す。ランビール・カプールが、セリフはないながらもユーモアたっぷりの演技を見せ、バルフィを魅力的なキャラクターにしている。

「バルフィ！人生に唄えば」は、8月から全国で公開。