ジョニデも絶賛? 坂上忍「トランセンデンス」で吹き替えに挑戦
2014年6月17日 21:00

[映画.com ニュース] ジョニー・デップ主演、クリストファー・ノーランが製作総指揮を務めるSF大作「トランセンデンス」の日本語吹き替え版完成披露試写会が6月17日、都内で行われ、声優を務める俳優の坂上忍とお笑いタレントのバービーがトークイベントを繰り広げた。
反テクノロジーを掲げる過激派組織の凶弾に倒れた天才科学者ウィル(デップ)の頭脳が、死の間際に妻のエヴリン(レベッカ・ホール)によってコンピュータにアップロードされるが、ウィルの人工知能はネットワークを介して想定外の進化と暴走を始める。「ダークナイト」「インセプション」など、ノーラン作品の撮影監督を務めてきたウォーリー・フィスターが初監督を務めた。
「トランセンデンス」とは“超越”を意味し、今後40年以内に起こると推測されるコンピュータが人類の知性を超える現象を指す。来日は実現しなかったデップだが、「意識だけアップロードしてステージに駆けつけることができた」と人工音声で登場。通訳を務めた戸田奈津子氏は、「ジョニーには何度も会っているけれど、機械で作ったとは思えない。しゃべり方も声の質も同じ」と驚いていた。
ノーランの大ファンだという坂上は、物語の鍵を握る人工知能システムを持ったスーパーコンピュータ「PINN」の吹き替えを担当し、「構成も画作りも緻密でキャストも素晴らしい。映画を見て人間の怖さ、愚かさ、はかなさ、愛おしさみたいなものを考えさせられた」と絶賛。(人工音声の)デップは、坂上の起用理由を「忍は最高。“PINN”だけにピンと来た」と説明したが、坂上は「お芝居はうまいけど、ギャグのセンスはないみたいですね」といつもの毒舌で一蹴した。
“美人を超越した美人”として登場したバービーは、「SFだけど夫婦の愛を感じてキュンキュン。ジョニーにフォーリンラブしちゃった」とノリノリ。するとコンピュータ上のデップも、「チャーミングなバービーに会えてうれしい。私もフォーリンラブ」と相思相愛だった。
「トランセンデンス」は6月28日から全国公開(一部劇場で27日に先行公開)。
フォトギャラリー
Amazonで関連商品を見る
関連ニュース






映画.com注目特集をチェック

片思い世界
【“鑑賞確定”の超期待作】広瀬すず×杉咲花×清原果耶主演×「はな恋」製作陣…そして涙腺崩壊へ
提供:リトルモア

ミッキー17
【前代未聞のオール社畜レビュー】史上最凶のブラック仕事を描いた痛快作…社畜が観たらどうなった!?
提供:ワーナー・ブラザース映画

侍タイムスリッパー
【ついに見放題“最速”配信中!!!】観たかった人も、何度も観た人も今すぐ観て!【ネタバレ厳禁】
提供:JCOM株式会社

この村の住人は、人間を喰ってる――
【衝撃の問題作】異常なクオリティで世界が熱狂…“絶対的支持”の理由を徹底解説!
提供:ディズニー

観ないとぜっったい後悔する
【ラスト5分の破壊力】そして“観たことないシーン”のゲリラ豪雨に、感動を超えてもはや放心状態――
提供:東和ピクチャーズ

映画を安く観たい人、絶対にチェックして!
【映画2000円は高すぎる!!?】知らないと損な“1250円も安く観る裏ワザ”、ここに置いときます
提供:KDDI

厳選した名作“だけ”をあなたに。
【探す時間、ゼロ】家のテレビが「あなただけの24時間シアター」に!(提供:BS10 スターチャンネル)