クァク・キョンテク監督が12年を経て製作した「チング」続編、9月公開決定
2014年6月14日 08:45

[映画.com ニュース] 12年かけて製作された、クァク・キョンテク監督の傑作「友へ チング」(2001)の続編「FRIEND:The Great Legacy」(英題)が、「チング 永遠の絆」として9月6日に劇場公開されることがわかった。
前作は、ユ・オソン、チャン・ドンゴン、ソ・テファ、チョン・ウンテクの共演で、幼なじみ4人がたどる壮絶な人生を描いた。ジュンソク(ユ)、ドンス(チャン)、サンテク(ソ)、ジュンホ(チョン)は幼いころから同じ時を過ごしてきたが、ヤクザの父の死をきっかけにジュンソクが裏社会に足を踏み入れる。やがて、ドンスがジュンソクの組と敵対する組織に入り、運命が狂い始める。
続編は、再びクァク監督がメガホンをとり、オリジナルキャストのオソンをはじめ、キム・ウビン、チュ・ジンモ、チョン・ホビンらとともに、裏社会で生きる男たちのきずなと宿命を映し出す。激しいアクションが盛り込まれているほか、前作で明かされなかったドンスの死をめぐる真相が明かされる。昨年11月に韓国で公開され、R指定作品史上最速で観客動員100万人を突破した。
前作から17年後の2010年。ドンス殺害罪の刑期を終えたジュンソクは、故郷・釜山に戻るが、組織は副会長ウンギ(チョン)に乗っ取られていた。ジュンソクは、刑務所で出会った若者ソンフン(キム)を弟分に迎え、ウンギ一味との抗争に身を投じる。ジュンソクとソンフンは信頼関係を築くが、ソンフンがドンスの隠し子であることが発覚する。
「チング 永遠の絆」は、9月6日から全国で公開。
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