米マーベル、エドガー・ライト監督が降板した「アントマン」後任探しに奔走
2014年6月8日 20:50
「アントマン」は体の大きさを自在に変えることができるマーベルコミックのヒーローで、主人公のスコット・ラング役にはポール・ラッドが決定している。映画化に関しては、「ホット・ファズ 俺たちスーパーポリスメン!」や「ワールズ・エンド 酔っぱらいが世界を救う!」のエドガー・ライトが2006年から参加し、「アタック・ザ・ブロック」のジョー・コーニッシュと共同で脚本を執筆。しかし5月23日、「クリエイティブ面での相違」を理由に、ライト監督は突然の降板を発表した。
真相は不明だが、マーベル側が脚本を大幅に書き替えたためだと噂されている。マーベルはその後、主演ラッドの勧めもあり、「俺たちニュースキャスター」や「アザー・ガイズ 俺たち踊るハイパー刑事!」のアダム・マッケイ監督に接触。しかし、スケジュールの都合を理由に辞退したことをマッケイ監督がTwitterで認めている。
マーベルは大ヒットを連発しながらも倹約傾向にあることで知られており、ギャランティ面での交渉不調が原因ともいわれている。マーベルは「アントマン」の全米公開を15年7月と発表しており、早急に後任候補と契約し、クランクインする必要がある。近日中に「なんちゃって家族」のローソン・マーシャル・サーバー監督、「ゾンビランド」のルーベン・フライシャー監督と面談を行う予定だという。
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