「ハリポタ」スピンオフ映画、アルフォンソ・キュアロン監督が交渉中
2014年5月21日 10:54
[映画.com ニュース]世界的な大ヒット作「ハリー・ポッター」シリーズのスピンオフ企画の監督候補として、シリーズ第3作「ハリー・ポッターとアズカバンの囚人」のアルフォンソ・キュアロン監督が交渉を進めていることがわかった。
同シリーズの原作者J・K・ローリングが2001年に出版した副読本「幻の動物とその生息地」を映画化するもので、米ワーナー・ブラザースが3部作として計画している。ローリング氏自ら脚本を執筆し、第1弾が2016年11月18日に全米公開される予定だ。本作のプロデューサー、デビッド・ハイマンは、「ハリー・ポッター」シリーズ全作のほか、キュアロン監督がアカデミー賞監督賞を受賞した「ゼロ・グラビティ」の製作も担当している。
原作は、小説の中に登場するホグワーツ魔法魔術学校の指定教科書を書籍化したもの。スピンオフ映画は「ハリー・ポッター」シリーズの続編でも前日譚でもないが、同じ物語世界で展開され、第1弾「ハリー・ポッターと賢者の石」の70年前のニューヨークを舞台に、教科書の著者ニュート・スキャマンダーと魔法生物たちのアドベンチャーを描く。