「テルマエ」宍戸開、“ローマ皇帝”から大久保嘉人選手へのエールを代読
2014年5月20日 07:15
[映画.com ニュース] 「テルマエ・ロマエII」に出演する俳優・宍戸開が5月18日、神奈川・等々力陸上競技場で行われたJ1リーグ第14節、川崎フロンターレ対横浜F・マリノス戦の始球式を務めた。ピッチに立った宍戸は、「古代ローマから電報が届きました。大久保(嘉人)選手、ワールドカップへの出場、おめでとう。ぜひとも、ゴールを決めておくれ。ハドリアヌスより」と、“古代ローマ皇帝”からの激励メッセージを届けた。
本作が古代ローマの浴場テルマエを題材にしていることから「フロ(風呂)」にちなんで、川崎フロンターレとのコラボレーションが実現。劇中で古代ローマ皇帝の側近アントニヌス役を演じる宍戸が、衣装のトーガをまとって登場し役になりきり挨拶すると、満席のスタンドからは大歓声があがった。ハドリアヌス(劇中では市村正親が扮した)からの電報を披露した宍戸が、「皇帝からのお願いは絶対です。熱く、濃く、濃厚な試合を期待してます!」とエールを贈ると、会場の熱狂したサポーターたちから「シ・シ・ド・カイ!」のコールが沸き起こった。
川崎フロンターレのマスコットキャラクター・ふろん太がゴールを守るなか、見事にシュートを決めた宍戸。川崎キャプテン・中村憲剛選手と横浜キャプテン・中村俊輔選手に風呂おけと手ぬぐいを進呈したほか、スタンドで簡易風呂に浸かって応援するサポーターに水をかけるパフォーマンスも行った。
2年前に前作が公開されたときも始球式に挑んだ宍戸だが、同一人物による2度目の始球式はフロンターレ史上初。来月開幕するワールドカップ・ブラジル大会の日本代表に選出された大久保選手と齋藤学選手(横浜F・マリノス)に対し、「ふたりは相当のプレッシャーだと思います。どうぞワールドカップへ行く前の息抜きに『テルマエ・ロマエII』を見てリラックスしてもらい、勝利とともに戻ってきた暁には、スーパー銭湯など豪華なお風呂に思いきり浸かって癒されてください!」とメッセージを寄せた。