ラッセル・クロウ「ノア 約束の舟」で3年半ぶり緊急来日!
2014年5月19日 20:29

[映画.com ニュース] オスカー俳優ラッセル・クロウが5月19日、自身最大のヒット作となった「ノア 約束の舟」のプロモーションのため緊急来日し、都内の劇場で舞台挨拶に立った。「ロビン・フッド」以来およそ3年半ぶりの来日にしてわずか1泊のみの滞在というハードスケジュールの中、「いつも仕事ばかりなので、子どもたちがもう少し大きくなったら連れてきて、東京以外の色々なところでも日本文化を体験させたい」と再来日を誓った。
旧約聖書の「ノアの箱舟」を原案に、クロウ演じる人類史上最大の使命を背負った男ノアが、大洪水から罪のない動物たちを救おうと巨大な箱舟を作り上げていく姿を壮大なスケールで描く。ジェニファー・コネリーがノアの妻役を演じ、息子役にローガン・ラーマン、養女役にエマ・ワトソンと豪華キャストが脇を固めた。
先日来日したダーレン・アロノフスキー監督は、「地球上でノアを演じられる俳優はラッセル・クロウしかいない」と全幅の信頼を寄せていたが、クロウは「光栄だけどそれはウソだよ」と謙そん。そして、「これまでの俳優人生の中で最も大変な撮影だった。神に与えられた任務を彼がどうこなすのか、考えすぎずシンプルでいることを心がけた」と役づくりを語った。
ハリウッド史上最大の雨を降らせたという大洪水のシーンでは、「1日12時間以上も凍りつくような水でずぶ濡れだった。ダーレンは水を温めていたと言っていたけど、インディ―ズ出身の彼が1セントでもそこに予算を使ったなんてありえないね」と冗談交じりに壮絶な撮影を振り返った。
そして、「全てのキャストが素晴らしかった。アンソニー・ホプキンスとの久々の再共演も、偉大な俳優レイ・ウィンストンとの仕事もうれしかった。『ビューティフル・マインド』の時も僕の妻役だったジェニファー・コネリーとは、『随分長い間結婚してるね』と現場でからかわれたよ。ローガン・ラーマンの成長もうれしかったね」といい、「なかでもエマは特別だった。まるで親子のような関係で、日曜日は一緒にブロードウェイのダンスレッスンを受けに行っていたんだ。“ハーマイオニー”(「ハリー・ポッター」シリーズでのワトソンの役名)と踊るのを楽しみに頑張っていたよ」と舞台裏を明かした。
クロウは、会場に詰めかけたファンと交流するなどサービス旺盛で、「作る方も大変だったけれど、見る観客にとっても大変な映画。明日の朝起きた後も、この映画に込められたメッセージについて考えていると思う。『レ・ミゼラブル』とは違うけれど楽しんで」と語りかけた。
「ノア 約束の舟」は、6月13日から全国公開。
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