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「マイ・プライベート・アイダホ」がデジタル上映でスクリーンによみがえる!

2014年5月17日 12:30

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故リバー・フェニックスさんとキアヌ・リーブス共演の 傑作ロードムービー
故リバー・フェニックスさんとキアヌ・リーブス共演の 傑作ロードムービー
(C)New Line Cinema 1991. All rights reserved

[映画.com ニュース] 1993年に23歳の若さで急逝した俳優リバー・フェニックスさんの代表作「マイ・プライベート・アイダホ」が、日本で初めてとなるデジタル素材(DCP)で劇場公開される。“幻の遺作”「ダーク・ブラッド」がこのほど公開されたことを記念し、フェニックスさんの出演作のなかでも屈指の人気を誇る同作の上映が決定。死後20年がたった今も愛され続けるスターのカリスマ性が、美しく鮮やかに全国のスクリーンでよみがえる。

同作はガス・バン・サント監督の初期の傑作で、フェニックスさんとキアヌ・リーブスの共演が話題を呼んだロードムービー。フェニックスさん演じる男娼の青年マイクが自分を捨てた行方不明の母親を探すため、市長の息子で同じく男娼として生きるスコット(リーブス)とともに故郷アイダホへと向かう姿を描いた。

フェニックスさんは同作で、91年の第48回ベネチア国際映画祭の主演男優賞をはじめ、翌92年のインディペンデント・スピリット賞主演男優賞や全米映画批評家協会男優賞を受賞するなど高い評価を得た。また、重要なたき火のシーンの脚本をリライトしたり、エンドロールに自身のバンド「アレカズ・アティック」の楽曲を提供したりと製作にも深く関わった。

日本で初公開されたのは、91年7月。その1カ月前、フェニックスさんはプロモーションで2度目の来日を果たした。多くの映画ファンがマイベストムービーにあげるなど人気の高い同作は、06年にデジタルリマスター版DVDが発売されている。今回の上映は、スクリーンでの上映としては97年以来約17年ぶりになるという。

5月17日から東京・渋谷ユーロスペースをはじめ全国の劇場で順次上映。

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