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早見あかり、初主演作公開に涙&向井理のエールに感謝

2014年5月10日 15:05

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涙交じりに初主演作公開の喜びを語った早見あかり
涙交じりに初主演作公開の喜びを語った早見あかり

[映画.com ニュース] 若手女優・早見あかりが初主演を飾った青春映画「百瀬、こっちを向いて。」が5月10日、東京・新宿ピカデリーほかで封切られ、早見をはじめ、共演の竹内太郎石橋杏奈工藤阿須加、ひろみ、向井理耶雲哉治監督が初日舞台挨拶に立った。

人気アイドルグループ「ももいろクローバー」の元メンバーである早見は、「ちょうど1年前の5月10日にクランクインして、1年後の今日こうして届けることできてすごく幸せ。正直、まだ渡したくないなと思う自分もいた。共演者やスタッフさんに支えられ、このメンバーでスタートラインに立てたことがうれしい」と涙交じりに挨拶した。

最年長の向井は、念願の初主演を果たした早見に「これからつらいことや大変なこともたくさんあると思うけど、主演作を実感するのはきっとこれから。そういった作品ひとつひとつが心の支えとなって、色々なことを乗り越えていけるんじゃないか」とエールを送った。早見は、「撮影でご一緒した時は、オーラに近づくことさえできなかった(笑)。ありがとうございます」と深々と頭を下げた。

二股をかけるモテ男を演じた工藤は、「美女2人から好かれるなんて今までなかった経験なので、僕自身は良い思いをしたなという気持ち(笑)」とニヤリ。冴えないノボル役の竹内は「僕なんて百瀬にぶたれて……」と愚痴をこぼしたが、女生徒たちから存在さえ認識されていない地味なクラスメイト役のひろみは「ぶたれるだけマシ!」と訴え、笑いを誘っていた。

人気作家の乙一が、別名義・中田永一として発表した小説を映画化。15年ぶりに帰郷した新人小説家の相原ノボル(向井)が、冴えなかった高校生時代に恋心を寄せていた少女・百瀬陽(早見)との淡い思い出を振り返っていく。

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