哀川翔、芸能生活30周年記念主演映画製作決定!監督は品川ヒロシ
2014年4月24日 06:00

[映画.com ニュース] 俳優・哀川翔の芸能生活30周年を記念した主演映画の製作が決定し、「ドロップ」「漫才ギャング」「サンブンノイチ」で知られる品川ヒロシが監督を務めることが明らかになった。Vシネマの帝王と呼ばれ、2004年には「ゼブラーマン」で映画主演100本の快挙を成し遂げた哀川。30周年を迎え、「単純に嬉しい、あっという間でした。記念映画と撮れることをすごく嬉しく思っています」と喜びのコメントを発表した。
「一世風靡セピア」のメンバーとして、1984年に「前略、道の上より」でレコードデビューを果たした哀川は、ドラマ「とんぼ」(88)、映画「オルゴール」(89)での存在感と演技力が認められ、高橋伴明監督作「ネオ・チンピラ 鉄砲玉ぴゅ~」(90)の主役に抜てき。「とられてたまるか」シリーズ(92~94)、「組織暴力」シリーズ(98~99)など多くのVシネマでヒット作を生み出した後も、多数の映画、ドラマで幅広く活躍し、「ゼブラーマン」では第28回日本アカデミー賞優秀主演男優賞を受賞している。
哀川は、品川監督作「ドロップ」「サンブンノイチ」に出演しているが、いずれもカメオ出演。しかし、現場での品川監督の様子を見て「楽しんで映画を作っている」と感じたことから記念作品を託すことを決意した。「次々とヒットを生み出しつつも、真面目に淡々と取り組んでいると思います。公開中の『サンブンノイチ』を見て、進化していると感じました。新作の現場には毎日ウキウキして来て欲しいと期待しています」と話している。
一方の品川監督は、「100本以上映画に出演されてきて、芸能界の第一線で生き抜いてきた人が僕を選んでくれたことがありがたかったし、嬉しかった」といい、哀川をイメージして脚本を書き下ろした。さらに、「いつかは大きな役でがっつり出ていただきたいと思っていました。今回それが実現するというのはとても嬉しいですし、ずっと可愛がっていただいている恩返しが少しでもできたらと考えています」と意欲満々だ。
哀川は、タイトル未定の今作を「見ていない人が既に見た人から『まだ見ていないの!?』と言われちゃうような作品」に仕上げたいと語っているが、品川監督も「今の年齢の一番カッコいい哀川翔さんが出せたらと思っています。結構無茶なことをさせてしまうかもしれないですけど(笑)、よろしくお願いします!」と共闘を誓った。作品の内容については、「見た目の新しい感じの作品になると思うし、僕自身がやりたいこともたくさん詰まった作品になると思います。内容はまだ全然明かせないけど、少なくとも今までの3本とはまったく毛色の違う作品にしようと考えています」と語っている。
タイトル未定の今作は6月上旬にクランクインを予定し、2015年に全国で公開。
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