ジェイク・ギレンホール主演が一人二役を演じるミステリー「複製された男」公開決定
2014年3月31日 14:00

[映画.com ニュース] ジェイク・ギレンホール主演、「灼熱の魂」のドゥニ・ビルヌーブ監督によるカナダ・スペイン合作映画「ENEMY」が、邦題「複製された男」として7月18日に公開することが決定し、このほどポスタービジュアルがお披露目された。
ポルトガル唯一のノーベル賞作家ジョゼ・サラマーゴの同名小説を原作で、何もかもが自分と瓜ふたつの人物の存在を知ってしまった男の日常が悪夢に変わり、その影響を受けたもうひとりの男自身も自己喪失の危機に見舞われていく。“もうひとりの自分”というモチーフを、かつてない独創性と寓意をこめて探求したミステリー。
「プリズナーズ」でもビルヌーブ監督とタッグを組んだギレンホールが、主人公のアダムとアンソニーの二役を演じきる。「イングロリアス・バスターズ」の仏女優メラニー・ロラン、「危険なメソッド」のカナダ人女優サラ・ガドンが共演。昨年のトロント映画祭で初上映後、カナダ・スクリーン・アワードで5冠を獲得している。
大学の歴史講師のアダムは、同僚から薦められたビデオを応じるままに鑑賞し、その映画の中に自分と瓜二つの端役の俳優を発見する。驚きと恐怖を感じたアダムは、取り憑かれたようにその俳優アンソニーの居場所を突き止め、気づかれないよう監視するが、その後二人は対面し、顔、声、体格に加え生年月日も同じ、更には後天的に出来た傷までもが同じ位置にあることを知る。
「複製された男」は、7月18日からTOHOシネマズシャンテほか全国で公開。
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