起用が早すぎた!? 中村義洋監督、堺雅人、鈴木福らの大ブレイクにボヤキ
2014年3月21日 21:25

[映画.com ニュース]最新作「白ゆき姫殺人事件」の公開を控える中村義洋監督が3月21日、東京・銀座のアップルストア銀座で行われたトークイベントに出席。自身のこれまでのキャリアや映画術、キャスティングなどについて熱く語った。
監督としてのキャリアに関しては「アヒルと鴨のコインロッカー」との出合いが大きかったようで「原作を読んで、全てを捧げようと思った。これがダメならダメという気持ちで気合いを入れた」と述懐。中村監督と言えば“映像化不可能”と言われた小説を見事に映画化してしまう名手と評されるが「『この原作はつらいな』ということもあったし、断った作品も多い。『つらいな』と思う作品は誰も幸せにならないんですよ。こっちがノッてないのもバレるし、キャストにも『次、やる気ある作品で呼んでください』って言われちゃう(笑)」とあくまで原作の面白さがあってこその映画化であると強調する。
師と仰ぐのは故・伊丹十三監督と崔洋一監督の2人。「撮り方も考え方も真逆の2人で、崔さんは、まず芝居があってそれをどう撮るか考える人。伊丹さんはフレームが先で、その中で芝居しろという人。両方のやり方が見られたのは良かった」と語る。
湊かなえの小説が原作の「白ゆき姫殺人事件」を含め、幾重にも折り重なる物語を紡ぐストーリーテラーと思われがちだが「いろんな名匠が仰ったようにキャスティングが演出の8割。そこにすごく時間をかけます」と明かす。本作には井上真央、綾野剛、菜々緒らが出演しているが「みんな、こういう役をやったことがないというキャスティング」と胸を張る。特に映画初出演の菜々緒について「オーディションなのに、『この役をやらせていただくわけですけど』という感じで、(肝が)据わってた」とその度胸を称賛。作品については「『元気を与える』とか優しいメッセージは置いておいて、とにかく面白い作品を作った」と自信をのぞかせた。
濱田岳、堺雅人といった常連をはじめ、世間に広く知られる以前に中村組に起用され、存在感を示した俳優は多い。「僕の誇りは(『ゴールデンスランバー』で)堺雅人に鈴木福を見出させたこと! 堺雅人も『ジャージの二人』の時はまだまだで、プロデューサーからは『もうちょっと名前のある人にして』と言われた」と裏話を暴露し会場をわかせる。一方で中村作品に出演からしばらくして、その俳優がブレイクする傾向には複雑な思いもあるよう。「被害妄想じゃないけど、『半沢直樹』は堺雅人に香川照之、滝藤賢一って『ゴールデンスランバー』じゃん! (起用が)早すぎるんです。(『アヒルと鴨のコインロッカー』の瑛太もそうだった。絶対に損してる」とボヤいていた。
「白ゆき姫殺人事件」は3月29日より公開。
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