敦士、モデルからの転身秘話を告白「神様が降臨した」
2014年2月27日 19:20

[映画.com ニュース] 1970年代に一世を風びしたポルノ女優の半生を、「レ・ミゼラブル」のアマンダ・セイフライド主演で描いた「ラヴレース」の公開記念イベントが2月27日、都内で行われ、モデルの敦士が出席した。セイフライドにとって“転機”となる本作の体当たり演技に「圧倒された」という敦士は、自身の転身について「迷いもあったが、挑戦しなかったら後悔していたかも。この映画のヒロイン同様、勇気があれば人生は変わると思う」と語った。
モデルとして国際的に活躍してきた敦士は、10年にバラエティ番組の新メンバーオーディションに合格し、タレントに転身。現在では「仮面ライダー×仮面ライダー 鎧武(ガイム)&ウィザード 天下分け目の戦国MOVIE大合戦」に出演するなど俳優としても活動している。
以前から「テレビに対する憧れが強かったが、失敗すればそれまで築き上げたものがすべて崩れると思った」といい、「面白いこともできないし、オーディションでは長い足をアピールしようとTバックで臨んだが、出ちゃいけないものが出てしまって(笑)。神様が降臨した瞬間だった」とエピソードを明かした。本作でヌードも辞さない熱演を披露したセイフライドと、文字通り裸一貫で新たなステージに立った自身を重ね合わせていた。
映画は“セックス革命のシンボル”と呼ばれ、全米で社会現象を巻き起こしたポルノ映画「ディープ・スロート」に主演したリンダ・ラブレース(セイフライド)の波乱万丈の半生を描き出す。
敦士は「誰しも悩みや葛藤はあるもの。男が見ても共感できるし、70年代のファッションや音楽も魅力」とアピール。リンダの両親を演じるシャロン・ストーンとロバート・パトリックに触れ、「特にシャロン・ストーンは最後まで(本人だと)気づかなかった。『氷の微笑』と『ターミネーター2』の悪役同士が、神聖なカトリック教徒を演じているのも面白い」と話していた。
「ラヴレース」は、3月1日から全国順次公開。
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