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市村正親「子どもの心忘れないで」と平和を訴え、出演アニメ「ジョバンニの島」初日

2014年2月22日 16:10

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初日挨拶に出席した市村正親、仲間由紀恵、 子役の横山幸汰くんと谷合純矢くん
初日挨拶に出席した市村正親、仲間由紀恵、 子役の横山幸汰くんと谷合純矢くん

[映画.com ニュース] 俳優の市村正親が2月22日、東京・新宿ピカデリーで行われた出演アニメ「ジョバンニの島」の初日舞台挨拶に、共演する仲間由紀恵、子役の横山幸汰くんと谷合純矢くんとともに登壇。北方四島における実話をもとに、ソ連軍の進駐が引き起こす島民たちの過酷な運命を描いた長編アニメーションで、同日に全国68スクリーンで封切られた。

市村は、子どもと引き離される厳格な父親を演じており、「僕も子どもがふたりいる父親なので、目が真っ赤になるシーンもありました」としみじみ。「僕は厳格じゃないけど、そこは演技力でカバーした」と笑いを誘う一方、「戦時下でも子どもたちは、分け隔てなく仲良くできるのに、大人にはなぜできないのか。子どもの心を忘れないでほしい」と平和を訴えた。

教師役の仲間も「日本とロシアの子どもが、同じ教室の中で仲良く歌うシーンが微笑ましい。純粋な気持ちと好奇心で、手を取り合いながら仲良くしている」と戦争を生き抜く子どもたちの姿に感銘を受けた様子。「戦争の傷あとを、たくさんの人に伝えてくれる作品」とアピールしていた。

主人公の幼い兄弟を演じる子役のふたりは「僕にも妹がいるので、妹のことを考えながら演じました」(幸汰くん)、「お父さんに会えるシーンが好きです」(純矢くん)。本作で声優デビューを飾った大物歌手の北島三郎と共演し「とても優しく、格好良かった」と口をそろえた。

舞台挨拶には原作・脚本を手がける杉田成道氏、西久保瑞穂監督も同席。本作は3月に行われる北米最大の児童映画祭「ニューヨーク国際児童映画祭」のコンペティション部門に出品されることが決定している。同映画祭では2012年に、「ももへの手紙」(沖浦啓之監督)が長編大賞を受賞している。

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