オリバー・ストーン監督、キング牧師の伝記映画から降板した理由をツイート
2014年1月24日 15:15

[映画.com ニュース] オリバー・ストーン監督がマーティン・ルーサー・キング牧師の伝記映画から降板したと、米バラエティが報じた。
同作は、公民権運動の指導者として知られるマーティン・ルーサー・キング・ジュニアを題材にした伝記映画で、ドリームワークスとワーナー・ブラザースが製作、ジェイミー・フォックスがキング牧師役を演じることが決まっている。昨年10月に監督をオファーされたストーン監督は、カリオ・セイラム(「スコア」「マーヴェリックス 波に魅せられた男たち」が手がけた脚本のリライトを手がけていた。
しかし1月17日、ストーン監督はTwitterで降板を発表。その理由は「脚本をリライトしたが、プロデューサーたちが了承してくれなかった」ためだと説明。ストーン監督は、キング牧師の浮気や非暴力運動の葛藤などを盛り込み、聖人として描かれがちなキング牧師の真の姿を描こうとしたが、キング牧師側に立つ遺族や黒人コミュニティからの反対を恐れたプロデューサー陣の同意は得られなかった。
キング牧師の伝記映画では、かつてポール・グリーングラス監督(「キャプテン・フィリップス」)が「メンフィス(原題)」を映画化しようとした際も、遺族の反対にあって中止になった経緯がある。
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