米パラマウント、メジャースタジオとして初めてフィルム配給を終了
2014年1月22日 22:45
[映画.com ニュース]アメリカのメジャースタジオのひとつであるパラマウント・ピクチャーズが、フィルムの配給を終了したとロサンゼルス・タイムズ紙が報じた。
パラマウントは、昨年12月に全米公開されたウィル・フェレル主演のコメディ映画「俺たちニュースキャスター」の続編「Anchorman 2: The Legend Continues」をもってフィルムの配給を終了したと、劇場側に通達。その直後に全米公開となった「ウルフ・オブ・ウォールストリート」は、デジタルのみの配給になっており、同社がハリウッドでデジタル配給に完全移行した最初のスタジオとなった。
配給会社にとって35ミリフィルムを配給する場合、1スクリーンにあたり最大2000ドルのコストがかかるが、デジタルの場合はハードディスクや衛星配信を利用するため、100ドル程度で済むメリットがある。そのため、ハリウッドのスタジオは過去10年近くにわたり映画館のデジタル映写機導入を援助してきた。
現時点で全米4万スクリーンのうち、約92%がデジタル映写機となっている。パラマウントがフィルム配給を終了したことで、他スタジオも追従するものとみられている。今年中に35ミリフィルムによる映画配給がなくなるという見方もある。
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