松岡茉優、大ファン「HY」新曲が題材のショートムービーに主演!
2014年1月22日 04:00
[映画.com ニュース] 若手実力派女優の松岡茉優が、人気バンド「HY」の新アルバム「GLOCAL」に収録される新曲「会いたい」を題材に制作されたショートムービーに主演していることがわかった。同映像は、2月5日からGyaO!で期間限定独占無料配信されることが決まっている。
完成したショートムービーの主人公は、大学の写真サークルで知り合ったミカ(松岡)と先輩の祐介(森岡龍)。カメラマンになる夢を諦め食品会社に就職した祐介は、ミスばかりしてへこんでいる。そんな祐介にいつも気を遣っているユカが、権威あるフォトコンテストのグランプリを受賞。授賞式に参加した祐介だが、1本の電話が入り会社へ戻ろうとする。いつも控えめなミカも「この日ばかりは」と不満を漏らすが、祐介は気づかない。松岡、森岡のほか、筧美和子、具志堅用高、於保佐代子、初めて演技に挑戦する「HY」のボーカル&ギターの新里英之らが共演している。
NHK連続テレビ小説「あまちゃん」の入間しおり役でお茶の間の人気者となった松岡は、楽曲を題材にしたショートムービーという形態にも自然体を貫く。役作りのうえで大きな変化はないことを前提にしながら、「今回違ったのは楽曲から連想された物語なので、楽曲を拝聴することでかなり雰囲気を教えてもらえました。役を作るうえで、ひとつの曲をずっと頭に流しているのは新鮮で楽しかったです」と振り返った。
「HY」の楽曲は普段から聴いているそうで、「いつも胸にずどんと大きな穴が開いて、そこに音楽が流れ込む感じがする」と魅力を語る。ミカを演じるうえで意識したのは、「はっきりと力強く『会いたい』や『好きだ』と歌う楽曲ですが、ショートムービーはそれが伝えられない2人の物語です。信じ合っている2人でも、伝えられない思いって結構あると思う。そんな方々へのエールとなるよう、伝えたいけど伝えられないもどかしい思いを、ミカちゃんに込めました」と明かした。