生田斗真、主演作「土竜の唄」で貴重な歌声披露!楽曲タイトルは「土竜音頭」
2014年1月20日 20:00
[映画.com ニュース] 俳優の生田斗真が1月20日、都内で行われた主演作「土竜の唄 潜入捜査官 REIJI」(三池崇史監督)の完成披露試写会に出席し、劇中に流れる「土竜音頭」で貴重な歌声を披露していることを明かした。「現場で三池監督との雑談から生まれた」といい、「サブちゃん(北島三郎)の若い頃のイメージでと指示されて(笑)」とレコーディングを振り返った。
高橋のぼる氏の人気コミックを、「あまちゃん」の宮藤官九郎による脚本で映画化。生田演じる“金髪で童貞”の落ちこぼれ警察官・菊川玲二が潜入捜査官「モグラ」として犯罪組織に潜り込み、ターゲットを挙げるために悪戦苦闘していく姿をコミカルかつスリリングに描く。生田と三池監督がタッグを組むのは、今回が初めてとなる。
劇中には全裸の生田をボンネットに縛りつけた自動車が、ガソリンスタンドの洗車機に突っ込むという“体当たり”シーンもあり、「こういう経験はなかなかない。もう一度? いや、もういいです」と述懐。一方、三池監督は「うちの現場はそれほど厳しくない。普通ですよ。『あまちゃん』と同じくらい」と涼しい顔だった。
完成披露試写会には生田、三池監督をはじめ、共演する堤真一、仲里依紗、山田孝之、上地雄輔、吹越満、皆川猿時、大杉漣、岩城滉一が勢ぞろい。クレイジーパピヨンの異名をもつ暴力団の若頭を演じた堤は「パピヨンでーーす!」とキレキレの挨拶で会場を沸かせた。
「週1回ブリーチしていたら、髪の毛がちぎれてしまった」(山田)、「台本を読んで、全身タトゥーだと知り『じぇじぇじぇ』と言ってしまった。毎回6、7人がかりで、8時間かけてメイクをした」(上地)など役作りに苦労した俳優陣を尻目に、「ゼブラーマン ゼブラシティの逆襲」で三池組に参加した仲は、「すごいことを想像していたが、そうでもなくて安心した」と余裕の笑みだった。
「土竜の唄 潜入捜査官 REIJI」は2月15日公開。