しょこたん、ロリータ女子に囲まれテンション最高潮「人生の夢の集大成！」

［映画.com ニュース］　タレントで女優の中川翔子が1月20日、初主演を飾った映画「ヌイグルマーZ」の“ロリータファッション集合！試写会”に、日本ロリータ協会会長の青木美沙子氏、人気男装モデルのAKIRAとともに出席。中川は、「今日はドレスコードがロリータということでハードル高いんじゃないかと思っていたけど、妄想が現実に！　テンションも血圧もマックス！　ロリータ天国万歳！」と登場からハイテンション。世界に1着しか存在しないという劇中コスチュームに身を包み、「ロリータは魔法の装備。ゾンビと戦う時も、この衣装だけは死守せねばと汚さずに守り切った。ビルから落ちても空を飛べそう！」と大興奮だった。

ミュージシャン・大槻ケンヂ率いるバンド「特撮」の楽曲「戦え！ヌイグルマー」を、鬼才・井口昇監督が映画化した特撮コメディ。中川演じる冴えないロリータファッションの少女・鮎川夢子、通称“ダメ子”が、ピンクのテディベア・ブースケと合体することにより最強戦士“ヌイグルマー”へと変身し、ゾンビで世界征服を企むタケシ（猫ひろし）ら悪党一味に立ち向かっていく姿を、アクション満載で描く。

中川は、「特撮・変身だけじゃなくて、宇宙で1番素敵な色・ピンクがいっぱい。愛と素敵が詰まったカオスムービー。頭の中ではすでに『ヌイグルマー3』が上映中」と妄想をふくらませ、「人間誰しもコンプレックスをもっていると思うけど、落ち込んだ時も大好きなものがあると輝ける。特に女子やチビッコに見てほしい！」と熱く語った。

ロリータ文化の先駆者・青木氏は、「かなりゴージャズな衣装なのにアクションシーンもやられていて、ロリータはまさに戦闘服だと思う」と中川の“ロリータぶり”に太鼓判。中川は、10代の頃から大ファンだという青木氏に「海を越えて皆さんに愛される神様。誘拐して玄関に飾りたい！」と大興奮だった。

中川は劇中で学ラン姿の男装にも挑戦しており、カリスマ男装モデルのAKIRAが「どうせならもっと見たかった」と“熱視線”を送ると、中川は「うわあ、息の根が止まりそう。もう結婚してください！　抱きしめてほしい」とメロメロ。劇中にも登場する自作の特製ヌンチャクで華麗な技も披露し、「特撮ヒーローになりたいという思いだけで芸能界に入った。レベル28（歳）になっても、生きていれば夢は必ず叶う。人生の夢の集大成！」と感無量の面持ちだった。

「ヌイグルマーZ」は1月25日より公開。