“肉体バカ”向井理VS“冷静沈着”綾野剛、さあ火蓋!早くも映画化決定
2014年1月7日 13:05

[映画.com ニュース] 俳優・向井理が主演、同い年の綾野剛と本格初共演するTBS系連続ドラマ「S -最後の警官-」(1月12日から日曜午後9時、初回は8時54分開始)の第1話試写会が1月6日、都内の劇場で行われ、早くも2015年に映画化されることが発表された。警察の特殊部隊を題材にした熱き男たちの物語はファン圧倒の迫力で、向井は「ご覧のとおりの作品」と映画化に向けまず確かな手応え。まだまだ続くハードな撮影にも「やりがいを感じる」と充実感をにじませた。
「海猿」「DOG×POLICE 純白の絆」などの小森陽一氏らによる原作漫画を実写化。向井は、特殊部隊の厳ついユニフォームに身を包み、これまでになかった“筋肉バカ”な役柄を熱演する。架空の部隊“警察庁特殊急襲捜査班(NPS)”に所属する主人公・神御蔵一號(かみくら・いちご)役。ジムに通い詰め元プロボクサーの役作り。「長丁場の撮影、ケガもなくやっています」と自信をにじませた。
相対する綾野。“警視庁特殊部隊(SAT)”に所属する冷静沈着な天才スナイパー・蘇我伊織役で、向井演じる一號と正義をめぐって激しく衝突する。注目の対決がいよいよ火蓋。綾野は「堅苦しくなくエンタメ性強い作品。怖がらずに見てほしい」とアピール。画面の外では向井と和気あいあいで、「同学年でカルチャーが似てるから、いちいち自分のことを話さなくてよくて楽。普通に向き合える」とにこやかに話した。
ほか、ヒロイン役を吹石一恵、NPSの隊長役を大森南朋が演じるのをはじめ、池内博之、平山浩行、高橋努、平山祐介、本田博太郎、朝加真由美、菅原大吉、土屋アンナ、高嶋政宏、近藤正臣らが共演。スタッフも映画級で、向井は「撮影は山本英夫さんです!」。三谷幸喜監督や三池崇史監督の作品など無数のヒット映画を生んできた名キャメラマンの名を挙げた。
ドラマ化、そして映画化と進む一大企画は“Sプロジェクト”と銘打たれている。高嶋が「日本でメガヒットすれば全米公開になるかも」と鼻息を荒げれば、大森は「まずはドラマの数字が上がるとテンションが上がります」と呼びかけていた。(映画.com×文化通信.com)
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