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実写「魔女の宅急便」初の本編映像を含む予告編登場 主題歌は倉木麻衣に

2013年12月10日 23:05

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実写版「魔女の宅急便」初の本編映像が到着
実写版「魔女の宅急便」初の本編映像が到着
(C)2014「魔女の宅急便」フィルムパートナーズ

[映画.com ニュース] 宮崎駿監督によるアニメーション映画版で広く知られる角野栄子氏の児童文学を、初めて実写映画化する「魔女の宅急便」の予告編が公開され、本編映像が初披露された。あわせて同作の主題歌が、倉木麻衣の書き下ろしの新曲「Wake me up」になることがわかった。

1985年に発表された原作は世界各国で読み継がれ、いまなお愛されているベストセラー。89年に宮崎監督によってアニメ映画化され、93年には蜷川幸雄がミュージカル化している。09年に発売された第6巻で原作シリーズが完結したことを機に、「実写化を」という原作者自身の強い思いが結実した。圧倒的知名度を誇る作品の実写化だけに、10月26日に公開された特報映像は本編の映像が含まれていないイメージ映像にもかかわらず、3日間でYouTubeの再生回数が100万回を突破するなど、注目度の高さをうかがわせている。

本編映像初解禁となる今回の予告編は、小芝風花扮する主人公のキキが、満月の夜に相棒のジジとほうきに乗って大空へ旅立つシーンからスタート。やがて修行先のコリコの町で「お届け屋」を始めたキキだが、心ない言葉に傷ついたり、友だちやジジとケンカしてしまったり、うまくいかない日々が続く。それでも、町の人たちとの出会いを通して笑顔と勇気を取り戻したキキは、再び力強く大空へと飛び立つ。その姿を瑞々しい映像とともに描き出している。パン屋のおソノ(尾野真千子)、キキの母親(宮沢りえ)、父親(筒井道隆)、トンボ(広田亮平)ら、おなじみの登場人物はもちろん、アニメ版に登場しなかったキャラクターで、浅野忠信演じる獣医のイシ先生も登場する。

予告編で流れている主題歌「Wake me up」は、「魔女の宅急便」への思い入れが深い倉木が自ら作詞作曲した楽曲で、「『どんなことがあってもあきらめずに、自分らしく頑張っていこうよ』という思いを込めて歌詞を書きました。サウンド的にも、主人公のキキちゃんがほうきに乗って空を颯爽(さっそう)と飛んで行く、そんな広がる空をイメージして歌わせていただきました」という。

メガホンをとった清水崇監督も「映画のイメージにはもちろん、倉木さんの輝かしい15周年にも相応しい、元気で透明感のある“新たな出発”の歌を見事に届けてくれた」と称賛している。「魔女の宅急便」は2014年3月1日から全国公開。

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