トリアー監督のセックス映画予告編、ディズニーアニメ前に上映のハプニング
2013年12月9日 22:10

[映画.com ニュース] ラース・フォン・トリアー監督の新作で、過激なセックス描写が話題を呼んでいる「ニンフォマニアック(原題)」の予告編が、米ウォルト・ディズニーのアニメーション映画「アナと雪の女王」を上映中の米フロリダ州の映画館で誤って流され、子どもたちの目に触れるハプニングがあった。
色情狂の女性を意味する「ニンフォマニアック」と題された同作は、8つのチャプターを通して、シャルロット・ゲンズブール扮する主人公の女性ジョー(若い頃をステイシー・マーティンが演じる)とセックスの関わりを描く。
米バニティ・フェア誌によれば、フロリダ州タンパの同映画館では「アナと雪の女王」を上映中だったが、アクシデントがあった11月29日、何らかの技術的なトラブルがあり、本編の上映開始が遅れていた。そこで観客を待たせているあいだ、劇場側はミッキーマウスが登場するディズニーの短編アニメ「蒸気船ウィリー」の上映を始めたが、その途中で突然映像が「ニンフォマニアック」予告編に切り替わったという。
子ども連れの保護者はそれぞれに子どもに目隠しをしたり、外に出たりして対応したそうだ。気づいた劇場側が上映をストップしたため、約2分の予告編のすべてが流れることはなかったが、それでも孫を連れて来館していた女性はそのときのことを「永遠に続くかと思った」と話している。なお、本作の予告編には、複数のセックスシーンや暴力シーンが編集されている。
「ニンフォマニアック」はゲンズブールほか、ステラン・スカルスガルド、ユマ・サーマン、シャイア・ラブーフ、ウィレム・デフォー、ウド・キア、ジェイミー・ベル、クリスチャン・スレーター、コニー・ニールセンら豪華キャストが共演。デンマークでは12月25日のクリスマス公開、アメリカでは来春の公開を予定している。日本公開は未定。
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