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名曲使用の許諾が出た初のケース!「ビートルズ」マネージャーの伝記映画が実現?

2013年12月8日 13:30

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“5人目のビートルズ”と 呼ばれたブライアン・エプスタイン
“5人目のビートルズ”と 呼ばれたブライアン・エプスタイン
Photo by Evening Standard/Getty Images

[映画.com ニュース] 英ロックバンド「ビートルズ」のマネージャーで“5人目のビートルズ”と呼ばれた、ブライアン・エプスタインの伝記映画「The Fifth Beatle(原題)」の監督に、「イエスマン “YES”は人生のパスワード」のペイトン・リードが決定し、来年撮影が行われることが発表された。

ビベック・J・ティワリー原作のベストセラー・グラフィックノベルを映画化。プロデュースを手がける原作者のティワリーと「アメリカン・ビューティー」のブルース・コーエンは、レノン=マッカートニーによる全曲を使用できるという前例のない許諾がおりていることを明かし、「ビートルズにまつわる長編映画で、彼らの楽曲を使用する権利が保障された初めての作品」とうたっている。

原作者のティワリーは、「グリーン・デイ」の楽曲で構成されたブロードウェイミュージカル「アメリカン・イディオット」のプロデューサーとしても知られており、本作の脚本も担当。エプスタイン役は、これから選考に入る。

1961年にビートルズと出会い、初代マネージャーとなったエプスタインは、当時無名だったバンドを世界的な成功へと導いた。カミングアウトしていなかったが同性愛者だったと言われており、ギャンブルと薬物依存に苦しみ、67年に薬物過剰摂取のため32歳の若さで死去した。

本作以外にも、エプスタインの伝記映画として、英俳優ベネディクト・カンバーバッチが主演する「The Man Who(原題)」が企画されているが、製作スケジュールは未定。また、ビートルズの秘書を務めていたフリーダ・ケリーがメンバーとの交流などを語ったドキュメンタリー「愛しのフリーダ」が、12月7日に公開される。

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