ニコラス・W・レフン監督の美意識が光る最新作「オンリー・ゴッド」予告編
2013年12月4日 17:05

[映画.com ニュース]「ドライヴ」のニコラス・ウィンディング・レフン監督とライアン・ゴズリングが再びタッグを組んだ、新作「オンリー・ゴッド」の予告編が公開された。
バンコクでボクシングクラブを経営するジュリアン(ゴズリング)の兄がある日惨殺され、母親の命令で復しゅうに乗り出すが、元警官で神を自称する謎の男チャンが立ちはだかる。血で血を洗う激しい抗争と主人公と母親の歪んだ親子関係を洗練された映像美で描く。
今年のカンヌ映画祭コンペティション部門に出品され、賛否両論を巻き起こした本作の予告編は、光と影、赤黄青の三色を効果的につかった空間の中、ジュリアンに冷酷な復讐を命令するクリスティン・スコット・トーマス扮する母親の声が不気味に響く。エロスとバイオレンスを独特の美意識で捉えたレフン監督の真骨頂といえる仕上がりだ。
「オンリー・ゴッド」は2013年1月25日から全国公開。
(C)2012 : Space Rocket Nation, Gaumont & Wild Bunch
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