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前田司郎監督、亡き父へ捧ぐ初監督作初日 井浦新&窪塚洋介、立ち見客に感謝

2013年11月23日 14:05

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和気あいあいとした初日舞台挨拶となった 「ジ、エクストリーム、スキヤキ」
和気あいあいとした初日舞台挨拶となった 「ジ、エクストリーム、スキヤキ」

[映画.com ニュース] 俳優の井浦新窪塚洋介が11年ぶりに共演する「ジ、エクストリーム、スキヤキ」が11月23日、全国18スクリーンで封切られた。ふたりは、共演の市川実日子倉科カナ前田司郎監督とともに、東京・テアトル新宿で舞台挨拶に立った。

初メガホンとなった前田監督は、2日前に実父を亡くしたばかりだといい「すごいタイミングですよね。昨日、父のことを思い出して紙に書き出していったんですが、原稿用紙7~8枚におさまった」と述懐。そして、「まだ生きている人たちとは再び会って、これから新しい思い出が作れる……というのは、この映画とシンクロしていますね」と語り、亡き父へ思いを馳せた。

この日は立ち見客が出るほどの盛況ぶりで、井浦や窪塚は客席に深々と頭を下げた。15年間絶縁状態だった学生時代の親友を訪ねていく主人公・洞口を演じた井浦は、「映画では珍しく稽古をしっかりやった作品。形を作るというよりも、監督の世界観に合わせて温度調節していった感じです」。一方、旧友の突然の訪問を戸惑いながらも受け入れていく大川役の窪塚は、「監督と仕事がしたい、新君とまた仕事がしたい、そういう状況で脚本を読んだら、むちゃくちゃ面白かった。アドリブなんて一切ありません。すべて前田監督のおかげ」と最敬礼だ。

前田監督は、「生きてるものはいないのか」(石井岳龍監督)や「横道世之介」(沖田修一監督)などで原作や脚本という形で映画とかかわり、今回は自らの同名小説を原作に監督を務めた。反省もあったようで、「もっと素人っぽく撮れたらと思っていたのに、意外とそつなく上手に撮れてしまった」と控えめに自画自賛。これには市川が大爆笑で、窪塚も「すごいと思ったのは、普通、監督はモニターの前にいるのに、ずっとカメラの横にいた」とツッコミを入れていた。苦笑いの前田監督は、「知らなかったんですよ」と照れることしきりだった。

映画は、自殺に失敗した洞口が15年ぶりに大川のもとを訪れ、大川の同棲相手・楓(倉科カナ)、洞口の元恋人・京子(市川実日子)を強引に巻き込み、スキヤキ鍋とブーメランを手に1日だけの特別(エクストリーム)な旅へと出発する姿を描く。

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