ピエール瀧も舌を巻くスリラー「サプライズ」本編映像公開!
2013年11月14日 14:30
[映画.com ニュース] トロント国際映画際をはじめファンタスティック・フェスト、SXSW(サウス・バイ・サウスウエスト)など、エッジの利いた映画祭で絶賛された注目スリラー「サプライズ」の本編映像が、このほど公開された。
同作は、両親の結婚35周年を祝うため別荘に集まった家族10人が、キツネ、ヒツジ、トラのアニマルマスクをかぶった一団に突然襲撃され、血みどろのサバイバルを繰り広げる姿を描く。公開された映像では、まさに殺りくが行われるきっかけとなるシーン、何者かによるボウガンの狙撃から家族がパニックに飲み込まれていく様子が映し出される。
全米公開時には、大手批評サイト「Rotten Tomatoes」で92%という高評価を集めたが、その大きな理由は、同作が謎の殺人者が迫る絶叫系スリラーでありながら、思いがけない“サプライズ”展開によって、見る者が喝さいを送る爽快系スリラーに転じるという点。ひと足先に鑑賞したミュージシャン・俳優のピエール瀧や、ミステリー&ホラー作家の綾辻行人氏も舌を巻き、「ホラー&爽快感!! こんなにも胸躍るスプラッターってある!?」(ピエール)、「不気味です。たくさん人が殺されます。怖いです。ハラハラドキドキの連続です。けれども楽しくて痛快で、ナゴミます。みんなで見ましょう」(綾辻)とコメントを寄せている。
また、海外では、大ヒットスリラー「ソウ」シリーズで殺人者ジグソウを演じたトビン・ベルが絶賛。「素晴らしく考えられた、本当に恐ろしい映画。“最も安全な場所”が悪夢の舞台へと変貌する。優れたテンポ。ショッキングなストーリーとビジュアル。“サプライズ”を絶対にひとりで見てはダメだ!!」とメッセージを送っている。
監督は「V/H/S シンドローム」「ビューティフル・ダイ」などで注目を集める、新世代サスペンスホラー作家のアダム・ウィンガード。「フロム・ビヨンド」「ZONBIO 死霊のしたたり」でヒロインを演じたバーバラ・クランプトンが、母親役で10年ぶりの映画出演を果たしたのも話題だ。本日11月14日から全国公開。