少女の目に映る世界は? 今を生きる家族の物語「メイジーの瞳」公開決定
2013年10月3日 13:00

[映画.com ニュース] 昨年の第25回東京国際映画祭コンペティション部門で「メイジーの知ったこと」のタイトルで上映された米映画「What Maisie Knew」が、「メイジーの瞳」の邦題で劇場公開されることが決定した。
離婚した両親に振り回される6歳の少女の目線で、身勝手な大人たちのおかしくもせつない未熟さをあぶりだしながら、現代を生きる家族を描いたヒューマンドラマ。女性同士のカップルとその2人の子どもという家族の形を描き、アカデミー賞作品賞にノミネートされた「キッズ・オールライト」の製作スタッフが再結集し、「綴り字のシーズン」のスコット・マクギー&デビッド・シーゲル監督がメガホンをとった。
めったに涙を見せない、けなげな少女メイジーを演じたのは、日本人の祖母をもつクォーターのオナタ・アプリール。母親役を「キッズ・オールライト」のジュリアン・ムーア、その再婚相手役をテレビシリーズ「TRUE BLOOD トゥルーブラッド」で人気のイケメン俳優アレクサンダー・スカルスガルドが演じる。ソフィア・コッポラ作品でも衣装を担当したステイシー・バタットが手がけるキュートな装いの数々も、見どころのひとつになっている。
ニューヨークに暮らす6歳のメイジー(アプリール)は、美術商の父とロック歌手の母(ムーア)が離婚したため、10日ごとにそれぞれの家を行き来することになる。ところが、父は同居している元ベビーシッター・マーゴに、母は再婚相手のリンカーン(スカルスガルド)にメイジーの世話を任せるように。マーゴとリンカーンはメイジーと心を通わせていくが、次第に自分のパートナーの気まぐれさに不満を募らせ、ついには家を出て行ってしまう。
公開決定にあわせて発表されたポスタービジュアルでは、メイジーのまっすぐで曇りのないまなざしが印象的だ。持ち前のかわいらしさで演じたアプリールは、マクギー&シーゲル監督とともに11月中旬の来日を予定している。
「メイジーの瞳」は、2014年1月からTOHOシネマズシャンテほか全国で順次公開。
関連ニュース






映画.com注目特集をチェック

宝島
【あまりにも早すぎる超最速レビュー】すさまじい映画だった――全身で感じる、圧倒的熱量の体験。
提供:ソニー・ピクチャーズエンタテインメント

映画「F1(R) エフワン」
【「トップガン マーヴェリック」を観た人類におくる】あの“胸アツ”を更新する限界突破の超注目作
提供:ワーナー・ブラザース映画

フロントライン
【感情、爆発。】日本を代表する超豪華キャスト。命を救う壮絶な現場。極限の人間ドラマ。魂の渾身作。
提供:ワーナー・ブラザース映画

試写会で絶賛続々
「愛しくて涙が止まらない」…笑って泣いて前を向く、最高のエール贈る極上作【1人でも多くの人へ】
提供:KDDI

ネタバレ厳禁映画の“絶品”登場!
【超・超・超・超・異色展開】このカオス、このサプライズの波状攻撃…あまりにも好きすぎた
提供:バンダイナムコフィルムワークス

We Live in Time この時を生きて
【仕事にならないくらい泣いた…】人生の岐路で何度も観返したい、“一生大切にする”珠玉の1本
提供:キノフィルムズ

おばあちゃん版「ミッション インポッシブル」!?
【辛口批評サイト98%超高評価!】アクション映画好きに全力でオススメ!めちゃ良かった!!
提供:パルコ