ナチスの最終兵器“武器人間”増員! 日本版ポスター完成
2013年9月13日 15:00
[映画.com ニュース] ナチス・ドイツが禁断の人体実験を行っていたという設定で、その恐怖と狂気を描くアクションホラー「武器人間」の日本版ポスターが完成し、海外版よりも“武器人間”が増員されているという戦りつのビジュアルがお披露目された。
見るからに不気味な武器人間、その背後の異形の集団、逆かぎ十字型と無数の爆撃機が浮かび上がる赤い背景。メガホンをとったリチャード・ラーフォースト監督が、自身のTwitterに「早く日本版ポスターが見たい!」とコメントしたポスタービジュアルは、戦時中のプロパガンダポスターを連想させる色使いやレトロな書体のタイトルが作品の世界観を演出し、恐怖をあおるデザインとなっている。
オランダの人気CMディレクターで、ジャッキー・チェン主演作「WHO AM I?」や、ポール・バーホーベン監督作「ブラックブック」の絵コンテやデザイン画を担当してきたラーフォースト監督の長編デビュー作。「ナチス」「フランケンシュタイン」「ソ連のプロパガンダフィルム」をキーワードに、人間と機械を合成するという、「ムカデ人間」や「アイアン・スカイ」に匹敵する大胆なアイデアをスクリーンに展開する。
第2次世界大戦末期の1945年、ドイツの占領地域に足を踏み入れたソ連の偵察部隊が、古い教会で大虐殺が行われた痕跡を発見する。教会の地下には迷路のような通路が張りめぐらされ、その奥に隠された広大な研究室では、フランケンシュタイン博士の子孫が死体と機械を合成した不死身の“武器人間”を大量に製造していた。
「武器人間」は、11月2日からシネクイントでレイトショー上映。