前田敦子、禁断の恋にあこがれ?「ダメだと言われると余計に…」
2013年9月4日 16:30
[映画.com ニュース] 女優の前田敦子が9月4日、時代劇で初ヒロインを演じる「あさきゆめみし~八百屋お七異聞」の初回完成報告会見を東京・渋谷のNHK放送センターで行った。前田が演じるのは、有名な「八百屋お七の放火事件」で知られる悲劇のヒロイン・お七役。許されぬ禁断の恋に身を焦がす役どころに「今はそういう(恋愛をする)時期ではないが、やっちゃダメだと言われると、余計に好きになってしまう気持ちはわかる」と共感していた。
井原西鶴の「好色五人女」にも取り上げられた悲しき恋物語を「放火事件は冤罪だった」という創作を加え、初恋の人・吉三郎を救うため、自ら罪人となるお七の純愛を狂おしく描く。吉三郎を演じるのは、俳優の池松壮亮。NHKで大河ドラマをのぞく、新作時代劇シリーズが総合テレビで放送されるのは、約2年半ぶりとなる。
会見には脚本を手がけるジェームス三木氏、演出の岡崎栄氏(「大地の子」「海峡」)が同席し「恋愛が本来、本能的なものであること。そして日本文化の魅力を改めて探りたいという思いをこめた」(三木氏)、「あっちゃん(前田)の演技はどんどん成長している」(岡崎氏)。
三木氏いわく「平均年齢は80歳を超えている」ベテラン勢とのタッグに、前田は「すごい皆さんに支えられ、作品づくりに参加できたことは、私にとって大きな収穫になった」と述懐。「何も知らない14歳の女の子が、まっすぐに恋をし、大人になる瞬間を見届けてもらえれば」とアピールしていた。
「あさきゆめみし~八百屋お七異聞」は9月19日にスタート(毎週木曜午後8時、全10回)。
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