ヒュー・ジャックマン、畳の広間で会見!五輪東京招致にエールも
2013年8月29日 13:30
[映画.com ニュース]来日中の豪俳優ヒュー・ジャックマンが8月29日、都内で会見を行い、主演作「ウルヴァリン:SAMURAI」をアピールした。日本を舞台にした本作にちなみ、会場に選ばれたのは東京・目黒雅叙園の「鷲の間」という広さ123畳の大広間。「素晴らしい空間だね」とご機嫌のジャックマンは、靴を脱ぎ座布団に座る報道陣に「これほど多くの人が靴をはいていない会見は初めてだよ」と目を白黒させる場面も。また、2020年のオリンピック候補地になっている東京に「開催に最もふさわしい完ぺきな都市だと思う。次回作は『ウルヴァリン:オリンピック・スピリット』にするよ」と親日家らしくエールをおくった。
会見にはジャックマンをはじめ、ウルヴァリンの宿敵シンゲンを演じる真田広之、オーディションで大抜てきされたTAOと福島リラ、メガホンをとったジェームズ・マンゴールド監督が出席。ジャックマンが「日本の国宝である真田さんを傷つけることなく、格闘シーンを終えることができてホッとしている」と安どの表情を見せると、真田は「ヒューこそオーストラリアの国宝。僕らのファイティングシーンは、まるでダンスのようなグルーブ感があった」と振り返った。
また、演技未経験で大役を射止めたTAOは「ヒューとの食事シーンでは、『いきなり食べ過ぎると、お腹がいっぱいになっちゃうよ』と直接アドバイスをしてくださった」。福島も「そばにいるだけで、学ぶことがたくさんあった」と共演したジャックマンに最敬礼。一方、ジャックマンは「ここにいる美しいふたりと共演できたことは、僕にとっても光栄なこと。演技は経験がなかったと思うが、やはりふたりが一番ふさわしかった。日本の皆さんも彼女たちの素晴らしさを発見するはず」と絶賛していた。
映画は「X-MEN」シリーズの人気キャラクター、ローガン/ウルヴァリンを主人公に描いた「ウルヴァリン:X-MEN ZERO」の続編。日本を舞台に、驚異的な治癒能力を失ったウルヴァリンが、初めて味わう死の恐怖と直面しながら、新たな戦いを繰り広げる。さまざまな日本文化が随所に登場し「一番驚いたのはラブホテル。脚本家に『よくこんなもの、思いついたね』と言ったら、『日本に実際あるんだよ』と言われたよ(笑)。もちろん、ロケ中にリサーチもしたよ」(ジャックマン)。
真田は「自分がかかわる以上は、日本人が見てもおかしくない世界観にしたかった。実際に美術や小道具のスタッフに助言をしたことも。ただ、リアルだけを追求するのではなく、アメコミのテイストを生かした新鮮な日本像を楽しんでもらえれば」と“日本代表”として誇らしげに語っていた。
「ウルヴァリン:SAMURAI」は、9月13日から全国で公開。
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