「プリズン・ブレイク」ウェントワース・ミラー、ゲイをカミングアウト
2013年8月23日 11:50

[映画.com ニュース] 主演ドラマ「プリズン・ブレイク」で人気を集め、最近は映画「イノセント・ガーデン」など脚本家としても活躍しているウェントワース・ミラーが、ゲイであることをカミングアウトした。
米ハリウッド・レポーター誌によれば、ロシアのサンクトペテルブルク映画祭に招待されたミラーが、映画祭ディレクターに宛てた手紙の中で明らかにした。ミラーは、「過去にロシアを訪れてとても楽しい経験をし、またロシアの血を引く者としては、喜んで出席すると言いたいところです。しかしながら、1人のゲイ男性として、私はこの招待を辞退せざるを得ません」と綴った。
そして、「私はゲイ男性・女性に対する現在のロシア政府の姿勢にとても困惑しています。この状況は受け入れられるものではありません。私のような人々が、堂々と人を愛し生きる基本的な権利を認められない国で催されるイベントには、良心に従って参加することはできないのです」と、欠席の理由を説明している。
ロシアでは今年6月、同性愛者・バイセクシャル・トランスジェンダー(LGBT)を公の場で宣伝する行為を禁止する法律が制定された。この同性愛宣伝禁止法では、ロシアを訪れるLGBTの外国人旅行者も罰則対象となる。

PR
©2025 Disney and its related entities
関連ニュース






映画.com注目特集をチェック

キャンドルスティック
【予告編だけでこんなに観たくなること…ある!?】阿部寛、10秒でAIを騙す――狂おしいほど面白そう
提供:ティ・ジョイ

映画「F1(R) エフワン」
【語れば語るほど、より“傑作”になっていく】上がりきったハードルを超えてきた…胸アツをこえて胸炎上
提供:ワーナー・ブラザース映画

たった“1秒”で爆発的に話題になった映画
【この夏、絶対に観るやつ】全世界が瞬時に“観るリスト”に入れた…魅力を徹底検証!
提供:ワーナー・ブラザース映画

でっちあげ 殺人教師と呼ばれた男
【あり得ないほど素晴らしい一作】この映画は心を撃ち抜く。刺すような冷たさと、雷のような感動で。
提供:東映

すさまじい“魂震作”だった――
【あまりにも早すぎる超最速レビュー】全身で感じる、圧倒的熱量の体験。
提供:ソニー・ピクチャーズエンタテインメント