スピルバーグ降板の「アメリカン・スナイパー」をイーストウッドが監督？

米海軍特殊部隊の元隊員クリス・カイルの回想録「ネイビー・シールズ最強の狙撃手（原題：American Sniper）」が原作。人気俳優のブラッドリー・クーパーがこの映画化権を獲得し、自身の主演・プロデュース作として準備を進めてきた。

今年5月頃、スティーブン・スピルバーグが監督に興味を示していたが、今月上旬に企画から離脱。米ハリウッド・レポーター誌によれば、スピルバーグとワーナーとの間で、予算の合意が得られなかったようだ。

スピルバーグに代わりメガホンをオファーされているイーストウッドは、8月末からワーナー製作の新作「ジャージー・ボーイズ（原題）」の撮影に入る。ワーナーは「アメリカン・スナイパー（原題）」を2014年初頭に撮影開始すべく、早急に新監督を決める考えだ。

ちなみに、イーストウッドは過去、スピルバーグが監督を降板した「マディソン郡の橋」（1995）でメガホンをとり、主演も務めている。