新星スーパーマン、ヘンリー・カビルの来日に六本木が熱狂!
2013年8月21日 20:40

[映画.com ニュース] アメコミヒーローの原点「スーパーマン」を新解釈で描いたSFアクション超大作「マン・オブ・スティール」に主演するヘンリー・カビルが8月21日、ザック・スナイダー監督、製作のチャールズ・ローベンとデボラ・スナイダーとともに東京・六本木で行われたジャパンプレミアに出席。カビルは今年の3月に初来日を果たしており、「東京に来られたことを光栄に思う。ワールドツアーの最終地として完璧な場所。僕らも楽しんで作ったので、皆さんにもぜひ楽しんでほしい。アリガトウゴザイマス!」と挨拶し、会場は熱狂の渦に包まれた。
シックなスーツ姿でレッドカーペットに登場したカビルは、ファンからねだられるサインや写真撮影に丁寧に応じながら、満面の笑顔を振りまいた。スナイダー監督からスーパーマン役に決定と電話をもらった際には、「絶対断られるだろうと思っていた。うれしかったけど、お礼ばかり言うとクールじゃないなとか色々な気持ちがあった(笑)。24時間くらいかけて夢じゃないことに気づいたよ」と役者人生を変えた大役に感慨深げ。また、「75年の歴史があるスーパーマン。今回はその起源の物語。常に共通している点は、神のようなスーパーパワーをもちながらも人間らしさをもち、いつも正しいことをしようとすること」と魅力を語った。
2007年の「300 スリーハンドレッド」のPR以来2度目の来日となったスナイダー監督は、「日本のファンは世界の中でも最高。僕らが心血注いで作った映画なので楽しんでもらえたらうれしい。スーパーマンの大ファンなだけにナーバスにもなったけど、そのポテンシャルに見合うだけの作品をつくらなければと思った。僕は日本のアニメや映画から多大な影響を受けたので、そこも感じてもらえると思う」と自信をのぞかせた。
ローベンも、「大きな挑戦だったけれど、長年親しまれたキャラクターを若い世代に紹介したかった。彼がどこから来たのか、どうして来たのか、これはある意味移民の話でもある」と製作の経緯を説明。デボラは、カビルの抜てきについて「世界中を探しまわった。ヘンリーは人柄に加え、言葉では説明できないスーパーマンとしてのマジカルな資質も備えていた。それに何よりハンサム」と惜しみない賛辞をおくった。レッドカーペットには、先日開催された世界水泳でメドレーリレーの銅メダルを獲得した競泳の入江陵介選手、タレントの叶姉妹、ダンテ・カーバー、うじきつよしらも参加し、イベントを盛り上げた。
「ダークナイト」のクリストファー・ノーランが製作を務め、脚本を「ダークナイト」3部作のデビッド・S・ゴイヤー、音楽を近年のノーラン作品を手がけるハンス・ジマーが担当。生まれもった無敵の力に苦悩する青年クラーク・ケントが、いかにしてスーパーマンとして生きる道を選んだのかを壮大なスケールで描き出す。共演にケビン・コスナー、ラッセル・クロウ、エイミー・アダムス、マイケル・シャノンら豪華キャストが集結した。8月30日から全国で3D/2D公開。
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