アメリカで3D上映館の動員が減少
2013年8月15日 10:00

[映画.com ニュース] アメリカで3D映画を敬遠する観客が増えていると、ニューヨークタイムズ紙が報じた。
今夏公開されたCGアニメ映画「ターボ(原題)」、ヒュー・ジャックマン主演作「ウルヴァリン:SAMURAI」は、いずれも2Dと3Dで公開されたものの、オープニングの興行収入における3D上映の占める割合は3割以下だった。数年前には、3D上映館からの収入が6割だったことから、現在の観客が2D映画を好む傾向が浮き彫りになった。
米調査会社IHSのリサーチによれば、2013年上半期の3D上映館からの収入は10億5000万ドルで、前年の12億1000万ドルから13.1%減。3D上映の入場料が割高なのに加え、大半の3D映画に観客が付加価値を見いだすことができないことが原因のひとつ。「アバター」や「ライフ・オブ・パイ トラと漂流した227日」のような驚異の映像世界がなければ、2Dでも構わないというのが一般観客の心境のようだ。

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