豊田利晃監督、ニューヨークの日本映画祭で「CUT ABOVE AWARD」を受賞
2013年8月4日 05:00

[映画.com ニュース] 7月にニューヨークで行われた日本映画祭JAPAN CUTSに「I'M FLASH!」を出品した豊田利晃監督が、世界を魅了する業績を残した監督へ贈られるCUT ABOVE AWARDを受賞したことがわかった。
JAPAN CUTSは、ジャパンソサエティが毎年ニューヨークで開催する映画祭で、北米プレミアとして日本映画が出品されている。今年は「I'M FLASH!」のほか、「へルター・スケルター」「さよなら渓谷」「桐島、部活やめるってよ」など、日本での話題作が数多く出品された。豊田監督が受賞したCUT ABOVE AWARDは、世界を魅了する業績を残した俳優または監督に敬意を表すノンコンペテイションのアワードだ。
JAPAN CUTSディレクターのサミュエル・ジャミエール氏は「豊田利晃監督は、常に苦悩やヒステリーとはかけ離れた忍耐強さと、パンチ力をもって映画を世に届けてきました。詩的であると同時に、パンクな態度も持ち合わせ、まさに救済と皮肉、また反抗、無謀さ、そして揺るぎないスタイルの間にいつも楽しそうに、そして冷静に立っている方です。この方の多様性は、映画館に刺激を求めて集まる観客はもちろん、疎外感を描く映画作品に興味を抱き、映画をより学術的に見る観衆の心も捉えます」と評した。さらに、「豊田監督の穏やかに映像を操る優れた才能と、監督から私達が授かった数々の作品へのオマージュです。そして見る者を、銀幕を超越する世界に招く『I'M FLASH!』はその中でも最高傑作に値します」とCUT ABOVE AWARD賞授与の理由を語っている。
映画は豊田監督が藤原竜也と初タッグを組み、宗教団体の若きカリスマ教祖が直面する衝撃的な運命を描いた人間ドラマ。松田龍平、水原希子らが共演。
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