トム・スターリッジ、トマス・ビンターベア監督の初英語作品に主演
2013年7月29日 11:15
[映画.com ニュース] トム・スターリッジが、デンマーク出身の俊英トマス・ビンターベア監督(「セレブレーション」「偽りなき者」)が手がける初の英語作品の主演に起用されたと、米Deadlineが報じた。
文豪トーマス・ハーディによる1874年の小説「遥か群衆を離れて」を映画化するもの。過去に3度映画化されており、なかでも1967年に公開されたジョン・シュレシンジャー監督版が有名だ。
原作は、19世紀のイングランドを舞台に、わがままだが頭のいい美貌の農場主バスシーバと、彼女に恋をする3人の男たちのドラマを描いている。ビンターベア監督の新作は米フォックス・サーチライトが製作、キャリー・マリガンがバスシーバ役を、「君と歩く世界」のベルギー人俳優マティアス・スーナールツが、バスシーバに無償の愛を捧げるガブリエル役を演じることが決定している。
スターリッジは、先頃閉幕したアレック・ボールドウィン主演の舞台「オーファンズ(原題) 」でブロードウェイデビューを飾り、トニー賞主演男優賞にノミネートされた。劇場最新作は、ビートニク作家ジャック・ケルアックの名著「路上へ」を映画化した「オン・ザ・ロード」で、スターリッジは詩人アレン・ギンズバーグ役で出演している。こちらは8月下旬から日本公開。