「ジ、エクストリーム、スキヤキ」に高良健吾と沖田修一監督が友情出演!
2013年7月27日 07:00
劇団五反田団を主宰し、演劇「生きてるものはいないのか」で岸田戯曲賞、小説「夏の水の半魚人」で三島賞、ドラマ「お買い物」ではギャラクシー賞優秀賞を受賞するなど、ボーダレスに活躍する前田司郎が、自身の同名小説で映画監督に初挑戦した。前田監督は、沖田監督の「横道世之介」の共同脚本を担当しており、ふたりは中学生時代の同級生でもある。今回前田監督のデビュー作に、「横道世之介」主演の高良と沖田監督が友情出演し華を添える。
洞口(井浦)は、絶縁状態だった学生時代の友人・大川(窪塚)と15年ぶりに再会。大川の同棲相手・楓と、洞口の元恋人の京子を強引に巻き込み、海へ向かうことに。どこかちぐはぐな空気のなか、1日だけの特別(エクストリーム)な旅へと出発する。脱力系に見せながら、人間同士のわかり合えなさとわかり合いたさのせめぎ合いを鋭く描いた青春ドラマ。
高良と沖田監督のふたりは、4人の男女が旅先で宿泊する旅館で出会う男性2人組で、高良演じる“かっこいい男”と沖田監督演じる“普通の男”役で登場。「横道世之介」で培われた息の合った雰囲気が伝わってくる。高良は「不思議な時間だった。沖田さんと芝居。しかも、沖田さんの中学の同級生の前田さんの作品で。その場所にいられたことがとても嬉しかった。今ごろジワジワときます」と沖田監督との“共演”を振り返った。
「ジ、エクストリーム、スキヤキ」は11月23日全国公開。