「ロッキー」スピンオフ製作へ 主人公はアポロの孫
2013年7月26日 12:30

[映画.com ニュース] シルベスター・スタローン主演の大ヒットシリーズ「ロッキー」のスピンオフ「クリード(原題)」が企画されていると、米Deadlineが報じた。
1976年の「ロッキー」から2006年の「ロッキー・ザ・ファイナル」まで、これまで6作が製作されている同シリーズ。スピンオフ「クリード」は、ロッキーのライバルで親友のヘビー級チャンピオン、アポロ・クリード(カール・ウェザース)の孫が主人公になるという。
主人公役には、「クロニクル」のマイケル・B・ジョーダンが出演交渉中。祖父アポロのおかげで裕福な家庭に育った主人公は、ボクシングをやる必要もなく、周囲もそれを望んでいなかった。しかし、祖父から受け継いだボクシングの才能は、やがて主人公を突き動かし、すでにボクシング界から引退したロッキーのもとに向かわせるというストーリー。スタローンもロッキー役で復帰する。
「クリード(原題)」の監督と脚本を務めるのは、ジョーダンの主演作で、今年のサンダンス映画祭でグランプリと観客賞を同時受賞した「Fruitvale Station(原題)」のライアン・クーグラー。そもそも今回のスピンオフは、クーグラーの発案で始まったものだという。
米MGMの製作で、オリジナル版をプロデュースしたアーウィン・ウィンクラー、ロバート・チャートフ、スタローンらがプロデューサーを務める。
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