“したコメ”オープニング作品は園子温監督「地獄でなぜ悪い」!
2013年7月24日 20:00

[映画.com ニュース] 鬼才・園子温監督による初の娯楽大作「地獄でなぜ悪い」が、第6回したまちコメディ映画祭in台東(9月13~16日開催)のオープニング特別招待作品に決定した。園監督が手がけた初のコメディ映画が、どのように受け入れられるのか注目が高まる。
ミュージシャンで俳優のいとうせいこうが総合プロデュースを担当する同映画祭は、コメディ映画を通じて東京の下町が持つ魅力をアピールする。大場しょう太チーフディレクターは、「世界でも注目される園子温監督の根底にあるコメディのセンスがこの作品で爆発していました。園監督が持つお笑いの資質を知ってもらいたかった」と選定理由を説明。同作は、9月14日に東京・浅草公会堂で上映される。
「地獄でなぜ悪い」は、園監督が10年以上前から温めてきた脚本をもとにした力作。ヤクザの武藤組組長が、獄中の妻の夢をかなえるため、通りすがりの青年や敵対勢力である池上組を巻き込み、娘を主演にした映画の製作に乗り出す。園組初参加となる國村隼をはじめ二階堂ふみ、堤真一、長谷川博己、星野源、友近らが出演。9月28日から全国で公開。
(C)2012「地獄でなぜ悪い」製作委員会
関連ニュース





【第78回カンヌ国際映画祭】カズオ・イシグロ原作、戦争の記憶や女性の自立描く石川慶監督「遠い山なみの光」に熱い喝采 広瀬すず、吉田羊、松下洸平ら会見
2025年5月17日 22:00
取材 邦画 海外映画祭
