川島なお美、岩井志麻子原作「チャイ・コイ」で13年ぶり映画主演 20代韓国俳優と濃厚ラブシーン
2013年7月23日 12:19
[映画.com ニュース] 女優の川島なお美が、岩井志麻子の小説を映画化する「チャイ・コイ」で主演することが決定、このほど作品場面写真が公開された。川島にとって「メトレス」(2000)以来13年ぶりの映画主演作となる。
原作は南国の街で激しく刹那的に愛し合う男と女を描き、2002年に第2回婦人公論文芸賞を受賞している。伊藤秀裕監督のメガホンでオールタイロケを敢行し、女性視点のエロティシズムの世界を鮮やかかつ大胆に映像化した。
川島が演じるのは孤独を抱える小説家の麻衣子役。驚異の50代と言われる美しい肢体を惜しげもなく披露し、欲望におぼれる主人公を情感たっぷりに熱演する。若手韓国人俳優のイ・テガンが、麻衣子がひかれる韓国人ムエタイボクサーを演じる。
仕事も恋も順調だが行き場のない孤独を抱えていた麻衣子はひとりバンコクを訪れ、現地で暮らす韓国人ムエタイボクサーのハヌルに出会う。麻衣子は、ハヌルにガイドを頼み、言葉が通じないながらも距離を縮めていく。麻衣子はふいに立ち上る欲情に気づき、それが恋であることを感じる前に、孤独なふたりは互いに激しく体を求めあうという物語だ。
「チャイ・コイ」は、2013年冬公開。